「殺処分ゼロ」の動物保護施設で犬の死骸117体を発見…米国に衝撃(中央日報日本語版)|dメニューニュース

23日(現地時間)、米カリフォルニア州フォルトゥナの動物保護施設「ミランダズ・レスキュー(Miranda’s Rescue)」で、捜査当局が動物虐待や詐欺、窃盗の疑いに関する捜査の一環として2回目の家宅捜索令状を執行し、動物の死骸の痕跡を捜索している様子。上空から撮影。[AP=聯合ニュース]

米カリフォルニア州の「殺処分ゼロ(No-Kill)」を掲げる動物保護施設で、銃で撃たれたとみられる犬の死骸が大量に見つかり、当局が本格的な捜査に乗り出した。

26日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ(NYT)など現地メディアによると、カリフォルニア州ハンボルト郡保安官事務所は、フォルトゥナにある「ミランダズ・レスキュー」を数日間にわたって捜索した結果、犬の死骸117体、犬の頭蓋骨21個、数百点に及ぶ骨を発見したと明らかにした。

また、回収した犬の死骸70体をエックス線撮影したところ、多くの個体から銃弾の破片とみられる痕跡が確認されたと説明した。

保護施設内の納屋では、犬が殺されたとみられる痕跡が確認され、現場では犬の首輪約600個も見つかった。

保護施設の外の野原でも、ひどく腐敗した犬の死骸が相次いで確認された。ただ、損傷が激しかったため、位置だけを記録したうえで、死骸は埋葬された状態のまま保存することにしたと保安官事務所は説明した。

◇730匹余りが行方不明…動物虐待・詐欺の疑いで捜査

今回の捜査は、2025年1月以降にこの保護施設へ預けられた動物730匹余りの行方が確認できなくなったことを受けて始まった。

当局は、保護施設の運営過程で動物虐待があったかどうかに加え、飼い主らを相手に詐欺行為が行われていたかについても調べている。

ハンボルト郡のウィリアム・ホンセル保安官は、「この事件はまだ始まったばかりだ」としたうえで、「処理しなければならない膨大な資料や、事情を聴かなければならない証人、分析すべき証拠がある」と述べた。

保護施設の創設者シャノン・ミランダ氏は、18日に保護施設のホームページで公開した声明で、職員やボランティア、ほかの動物の安全を脅かすほど行動上の問題が深刻だった一部の犬を安楽死させたことは認めた。

一方で、「十分な経緯を理解しないまま提起された疑惑は、私の評判だけでなく、数十年にわたって地域社会に貢献してきた保護施設の将来にも悪影響を及ぼしかねない」と反論した。

◇活動家の情報提供が決め手…頭を撃たれた犬の死骸8体を掘り起こす

事件の実態は、動物愛護活動家ジェニファー・レイモンド氏の情報提供によって明らかになった。

レイモンド氏は、保護施設で動物虐待が行われているとのうわさを聞き、昨年、隣接する土地を購入したうえで、保護施設への出入りの様子を見守っていた。その後、ショベルカーが出入りした直後に大規模な土の山ができたことを不審に思った。

そして今年4月、別の活動家とともに保護施設の敷地内に無断で立ち入り、頭部を銃で撃たれた犬の死骸8体を自ら掘り起こし、保安官事務所に通報した。

これを受け、保安官事務所は家宅捜索令状の発付を受け、地中探査レーダー(GPR)を使って埋設の痕跡を確認するなど、大規模な捜索を進めてきた。

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