トランプ氏、イランとの核合意なお目指している=国防長官

ヘグセス米国防長官は16日、FOXニュースに対し、イスラエルとイランの敵対関係がエスカレートしているものの、イランの核問題を巡りトランプ大統領が依然として同国との合意を目指していると語った。写真はU11月11日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[ワシントン 16日 ロイター] - ヘグセス米国防長官は16日、FOXニュースに対し、イスラエルとイランの敵対関係がエスカレートしているものの、イランの核問題を巡りトランプ大統領が依然として同国との合意を目指していると語った。

トランプ氏がまだ核合意を目指しているかとの質問に対し「もちろんだ」と答えた。

「われわれは平和合意の実現に向けて、この地域で強力な防衛態勢を取っている。そして、その実現を望んでいる」と語った。

トランプ大統領は16日、イランの首都テヘランから全員直ちに避難すべきだと投稿し、イランは米国との核合意に署名すべきだったと改めて主張した。 もっと見る

米政府はこれまでイスラエルによるイラン攻撃には関与していないと主張しており、米国の権益や職員を攻撃しないようイランに警告している。

ヘグセス氏は「われわれは警戒を怠らず、準備を整えており、国民と資産を守るためにこの地域にいるというメッセージを最初から一貫して発信してきた」と述べた。

これとは別に、ホワイトハウスの補佐官は、米国はイランを攻撃していないとXに投稿。「(米国がイランを攻撃しているとのオンライン上の情報は)事実ではない。米軍は防衛的な態勢を維持しており、それは変わっていない」と述べた。

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