マスク氏、税制・歳出法案また批判 「雇用破壊し米国に損害」
米実業家イーロン・マスク氏は28日、米上院が公表した税制・歳出法案の最新版を「完全に狂気で破壊的だ」と批判した。写真はワシントンのホワイトハウスで5月撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
[28日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は28日、米上院が公表した税制・歳出法案の最新版を「完全に狂気で破壊的だ」と批判した。
マスク氏は今月、トランプ大統領肝いりの同法案を厳しく批判し、SNS(交流サイト)でトランプ氏と非難の応酬となったが、その後、自身の投稿に一部「行き過ぎ」があったとして後悔していると述べていた。
マスク氏は「上院の最新の法案は米国で何百万もの雇用を破壊し、わが国に甚大な戦略的損害を与える!」とXに投稿。「過去の産業に補助を与える一方で、将来の産業に深刻な打撃を与える」と書き込んだ。
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