【プレビュー】特別展「超危険生物展 科学で挑む生き物の本気」国立科学博物館で26年3月14日から 動物たちが繰り出す“一撃必殺”の危険技の謎に迫る

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特別展「大絶滅展」(11月1日~2026年2月23日)が開催中の国立科学博物館(東京・上野公園)で、大絶滅展の次の特別展「超危険生物展 科学で挑む生き物の本気」が2026年3月14日から開催されます。

本展は、地球上の生物が生存競争を生き抜くために獲得した、驚異的で私たち人間にとって時に「危険」と映る「必殺技」の数々を、科学的な視点から解き明かします。 「食うため」「身を守るため」、想像を絶する危険な能力=必殺技を秘めた生き物たち。それは弱肉強食の自然界を生き抜くための、彼らの「本気」の力に他なりません。強大なパワー、鋭い牙、猛毒、電撃――人間には決して真似できない特殊能力のメカニズムを、国立科学博物館ならではの貴重な標本、精巧なCG、触れて学べる模型、そして迫力満点の映像など、多角的な手法を駆使してご紹介します。

誰も知らなかった未知の危険生物の驚くべき生態から、あなたの身近な生物に潜む未知なる力まで、科学の力でその秘密に挑みます。

2つのエリア 8つのラボで構成された「危険生物研究所」を巡る体感展示

【見どころ】 ①怪力を生み出すアフリカゾウの鼻を解剖学と最新ホログラム技術で立体化

②マダニ、ツツガムシなどミクロの危険生物を巨大化! その秘密に科学で迫る

③電気を武器とする生物の体内発電メカニズムを最新の透明標本技術で完全見える化

④世界5大陸、7つの海で40年以上をかけて撮影してきた貴重映像から超危険生物、その必殺技の瞬間を厳選して紹介

エリアA 「肉弾攻撃系 危険生物」

自らの肉体を究極の武器とする生物たちを紹介します。

ラボ1:パワーファイター型 アフリカゾウ、オオアナコンダなどの巨大生物たち。その巨体が生み出す圧倒的なパワーを解明。

ラボ2:キラーバイト型 鋭い牙で獲物を仕留めるトラやホホジロザメ、猛獣たちが大集結! 咬む力No.1の生物とは?

ラボ3:ウェポン型 鋭い角や爪、トゲ、ハサミ、ハンマー、さらにはノコギリまで。身体の一部が武器となる危険生物の不思議に迫る。

ラボ4:大群型 一見すると小さな虫や魚。しかし集団になると全てをのみ込み、とんでもない脅威となる生物たち。

エリアB 「特殊攻撃系 危険生物」

物理的な攻撃にとどまらない、人間には真似できない特殊な能力を持つ生物たちを紹介します。

ラボ5:猛毒型 昆虫、爬虫類から哺乳類まで様々な生物の持つ毒を科学で解析。

ラボ6:化学攻撃型 強烈なオナラ、摂氏100℃の高温ガス、強酸性の胃液といった化学実験さながらの必殺技を持つ生物たち。

ラボ7:電撃型 デンキウナギなど、電撃を武器とする生物たち。その驚くべき発電メカニズムを特殊な透明標本で展示。

ラボ8:吸血型 脅威の吸血生物たち。血を吸う仕組みだけでなく、媒介される感染症の危険性もわかりやすく解説。

特別展「超危険生物展 科学で挑む生き物の本気」 会場:国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20) 会期:2026年3月14日(土)~6月14日(日) 開館時間、休館日、観覧料の詳細は公式サイトで後日発表 問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル) アクセス:JR「上野駅」公園口より徒歩5分/東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」より徒歩10分 詳細は、展覧会公式サイトまたは国立科学博物館公式サイトまで。

国立科学博物館から、思わず目を引くような刺激的なタイトルの展覧会が発表されました。ポスターを見ると、ゾウやクマ、サイなど人間よりはるかに大きな動物たちに加え、トラ、ジャガー、シャチといった陸海の獰猛なハンターたち、さらには猛毒を持つヘビやトカゲまで、まさに”超危険生物”が勢揃い。彼らはどのような生存戦略を駆使し、どんな“一撃必殺”の必殺技を繰り出すのでしょうか。本展では、これらの“超危険生物”が持つ驚異的な能力や進化の秘密が科学的な視点から明らかにされます。科博ならではの多彩な展示に、今から期待が高まります。(美術展ナビ) あわせて読みたい ◇【インタビュー】「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」監修者の国立科学博物館・矢部淳さんに聞く 大量絶滅は次世代の繁栄のきっかけだった?!

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