【広島】悪夢の大逆転サヨナラ負け 7点のリードを守れず...栗林が10回 田宮に悲劇弾を浴びる ハーンが9回2死無走者から同点に

■プロ野球　交流戦　日本ハム8×ー7広島　延長10回（15日　エスコンF） 広島は日本ハムに7点を引っくり返される大逆転負けで今季5度目のサヨナラ負け。7ー7で迎えた10回の攻撃は野間、矢野、石原が三者連続三振に倒れる。10回、5番手・栗林が先頭・田宮に2号サヨナラ弾を右中間スタンドへ運ばれ、2連敗で30勝29敗2分の貯金2となった 野手オーダーは大盛が1番センター、田中が2番サード、クリーンナップはファビアン、モンテロ、小園、坂倉が6番DH、末包が7番、矢野が8番、石原が9番に入った。 日本ハムの先発・金村に1回1死から田中が死球、ファビアンが左中間にツーベース、レフト・水谷がファンブル、田中が生還し1点を先制。なお2死満塁とするが末包は三ゴロに倒れる。 先発・森は今季10度目の登板、試合前まで4勝2敗、防御率2.52。前回の8日・西武戦（マツダ）は9回7安打、1四球、8奪三振の無失点でプロ初完封勝利を挙げた。 森は1回、水谷を三ゴロ、五十幡を左飛、清宮幸を中飛に抑える立ち上がり。森は2回、レイエスに左安打も野村を右飛、郡司を遊飛、宮崎を三ゴロに打ち取った。 森は3回、奈良間、山縣、水谷と3人を凡打に抑える。 4回の攻撃は先頭・小園が中安打、坂倉は二飛、小園が二盗を決めるが末包は左飛、矢野は二ゴロで加点できず。森は4回2死からレイエスに右安打も野村を遊ゴロに抑えた。 5回の攻撃は石原、大盛、田中と出塁できず。森は5回、先頭・郡司に四球、宮崎を見逃し三振、奈良間の二ゴロで2死二塁も山縣を遊ゴロに打ち取った。 打線は6回、ファビアンがレフトへツーベース、モンテロがレフトオーバーのタイムリーツーベースを飛ばし、2ー0とした。 さらに小園が中安打で無死一・三塁すると坂倉が右中間を破る2点タイムリーツーベース、末包がレフト線にタイムリーツーベースを放ち、5ー0とする。矢野の犠打で1死三塁から石原がレフトへタイムリーを運ぶ。大盛が中安打、2死後に一・三塁からファビアンがレフトへタイムリーを飛ばし」、7ー0とリードを広げた。この回、打者11人で8本の長短打を集中し6点を奪った。 森は6回、水谷に左中間に3号ソロを放り込まれ、7ー1となる。森は7回、先頭・郡司にツーベースも宮崎と奈良間を連続三振、山縣を中飛に打ち取った。 森は8回に水谷、中島卓也、清宮幸に3連打で無死満塁とするとレイエスにライトへ犠飛を打たれ、7－2となり降板。1死一・三塁で登板の中﨑が野村にセンターへ犠飛を打たれ、7ー3となった。 さらに田宮に三内安打で2死一・二塁とし宮崎にレフトへタイムリーツーベースを飛ばされ、7ー4となる。ここで中﨑に代わり森浦が2死二・三塁から登板、森浦が二塁に悪送球し、7ー5となるが代打・万波を中飛に打ち取った。 7－5で迎えた9回、4番手でハーンが登板し先頭・山縣の遊ゴロを矢野が素手でつかみアウトに。2死から中島卓也に四球、清宮幸に右安打で代走・矢澤に二盗を決められ二・三塁からレイエスにセンター前に2点タイムリーを落とされ、最大の7点差を追いつかれた。