「ごぶごぶフェス」2日間で3万5000人が熱狂、西川貴教に巨大扇風機→キスで仲直り(ライブレポート / 写真45枚)

ダウンタウン浜田雅功考案の音楽フェスティバル「ごぶごぶフェス2025」が大阪・万博記念公園 もみじ川芝生広場で5月10日、11日の2日間にわたって行われた。昨年2024年、「ごぶごぶラジオ」(MBSラジオ)での「俺らでフェスやろうや」という浜田の一言をきっかけに初開催された「ごぶごぶフェス」。2度目となった今回は2日間で計3万5000人が来場し、浜田と豪華アーティストたちの競演を楽しんだ。

DAY1には既報の通り、木村カエラDA PUMPスキマスイッチGENERATIONSが出演。ヘッドライナーを務めた浜田は息子ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)と親子共演を果たしている。浜田はまず、「エキセントリック少年ボウイのテーマ」を「ごぶごぶラジオ」のメンバーと軽快に歌唱。ノスタルジックなスライドギターが印象的な「幸せであれ」の後、「ここでガス抜きさせてもらっていいですか? カラオケに行ったら絶対に歌う曲なんです」と述べて内藤やす子の「六本木ララバイ」を悦に入って歌い始める。すると「止めて止めて!」とハマ・オカモトが登場。「ラジオでは共演してますけど、物理的に隣にいるのを皆さんに見られるのは今日が初めて」という初の親子フェス共演に、浜田は終始「やりにくいわー」と照れ笑い。親子でセッションした「春はまだか」は、この日のハイライトと言える盛り上がりに。最後は出演者たちが呼び込まれ、H Jungle with tのヒット曲「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~」を会場一体となって大合唱した。

DAY2を盛り上げたのは湘南乃風TRFT.M.RevolutionJO1。そしてこの日、62歳の誕生日を迎えた浜田が再びヘッドライナーを担当した。「エキセントリック少年ボウイのテーマ」のほか、浜田の2ndソロシングル「幸せであれ」、2015年に浜田ばみゅばみゅ名義でリリースした「なんでやねんねん」、「エキセントリック少年ボウイのテーマ」のカップリング曲「あぁエキセントリック少年ボウイ」、松本人志が作詞した「チキンライス」など、浜田の歴史をたどるようなセットリストで観客を魅了する。最後は湘南乃風を呼び込み、「ごぶごぶフェス」のテーマソング「人生爆笑」を初披露した。

また浜田は2日間、各アーティストのパフォーマンスにも参加。T.M.Revolutionのステージでは、「西川貴教の曲には風が必要やんか」という浜田の気遣いによってハンディファンやブロワーが持ち込まれ、「WHITE BREATH」歌唱時には巨大扇風機が用意された。息も絶え絶えになんとか歌い切った西川は「何やってんの?」と浜田に文句を言い、それに浜田も言い返す。あわや一触即発の空気になったところで、2人の顔は徐々に近づきキスで仲直り。その後も西川はパワフルに歌い上げ、充実の表情でライブを終えたが、浜田に「あれやってないやん」と再びステージに送り出されてCMソングの「消臭力~!」を高らかに響かせていた。

なお、「ごぶごぶフェス2025」の様子はMBSテレビで6月28日(土)13時54分から特別番組として放送される。

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