【ネタバレ】『サンダーボルツ*』マーベル・スタジオ、アベンジャーズ公式SNSに著作権マーク追加|シネマトゥデイ
映画『サンダーボルツ*』を公開したばかりのマーベル・スタジオが、『アベンジャーズ』の公式SNSページに著作権マーク(C)を追加した。(以下、『サンダーボルツ*』のポストクレジットシーンのネタバレを含みます)
【画像】『アベンジャーズ/エンドゲーム』32名の生死がわかるポスター
これは、『サンダーボルツ*』のおまけシーンの内容を踏まえてのもの。サンダーボルツ*として活動していたメンバーは、CIA長官のヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌによって「ニュー・アベンジャーズ」として世間に紹介された。おまけシーンは、本編の14か月後を描いたもので、政府公認のニュー・アベンジャーズが、地球に向かっている宇宙船(=ファンタスティック・フォー)を目撃するという内容だった。
ADVERTISEMENTいきなり発足したニュー・アベンジャーズに、世間やメディアと同じく納得してしていない者がいる。アベンジャーズ再建を任されたキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンだ。おまけシーンでは、サムが「アベンジャーズ」の名称で著作権登録したことが判明。現実世界のSNSページに著作権マークが追加されたのは、申請が無事に通ったことを示唆しているのだろう。
しっかり(c)が入ってます -『アベンジャーズ』米公式Xのスクリーンショット『サンダーボルツ*』は、従来のマーベル映画とは一線を画したマーケティングで話題になっており、先日は映画のタイトルを突如『*ザ・ニュー・アベンジャーズ(原題) / *The New Avengers』へと改めた(実際は『サンダーボルツ*』のまま)。今回の著作権マークも、映画を観た人ならわかる、遊び心あるネタとなっている。
『サンダーボルツ*』のおまけシーンは、『アベンジャーズ』シリーズ第5弾『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題) / Avengers: Doomsday』(2026年5月全米公開)に直結している。同作には、サム率いるアベンジャーズもニュー・アベンジャーズも登場する予定で、両者が著作権問題をクリアして共闘できるかどうかに期待がかかる。(編集部・倉本拓弥)
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4月18日より公開中の映画『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が、公開19日間で観客動員数726万人、興行収入104億円を突破したことを、配給の東宝が5月7日に発表した。興収100億円突破は2023年公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』、2024年公開の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』に続き、3作品連続の快挙となる。
【動画】『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』主題歌スペシャルムービー
劇場版シリーズ28作目となる『隻眼の残像』は、長野県の雪山を舞台に、探偵・毛利小五郎の因縁が絡む事件に江戸川コナンが挑むミステリー。公開から19日間での100億円突破は、22日間で達成した前作『100万ドルの五稜星』よりも3日早い記録となり、配給の東宝では「歴代の成績更新も狙える快進撃」と期待する。
ADVERTISEMENT大ヒットを記念して、King Gnu が歌う主題歌「TWILIGHT!!!」にのせて新カットと見どころを収めた「主題歌スペシャルムービー」が公開。また、100億円突破を記念し、原作者の青山剛昌が特別に描き下ろしたイラストも公開。今回のメインキャラクターである小五郎が、警視庁時代の元同僚である“ワニ”に想いを馳せている様子が描かれている。
さらに、新たな劇場施策として、劇場版『名探偵コナン』としては初の「SCREENX」「ULTRA 4DX」での上映が決定した。そして、同じく5月30日から、来年公開の劇場版第29弾にまつわる新規映像が、現在流れている後付け映像に加えて流れることも発表。SCREENX、ULTRA 4DX ほか通常版やラージフォーマット上映含むすべての上映が対象となる。(編集部・入倉功一)
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』×King Gnu「TWILIGHT!!!」スペシャルムービー » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
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トム・クルーズが7日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで来日記者会見を行い、人気アクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を前夜に日本で世界初披露した際の感激を口にした。
【画像】ポム・クレメンティエフ、ジャケットの下に何も着てない?大胆衣装で魅了
『ファイナル・レコニング』は、2023年に公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』に続くシリーズ第8弾。ジャパンプレミアは、レッドカーペットが敷かれた東京都庁都民広場での約3時間にわたるファンサービスの後、夜に行われ、トム、クリストファー・マッカリー監督、ベンジー役のサイモン・ペッグ、パリス役のポム・クレメンティエフ、グレース役のヘイリー・アトウェル、ドガ役のグレッグ・ターザン・デイヴィスが日本の観客と共に本編を鑑賞した。
ADVERTISEMENT上映後にはスタンディングオベーションが湧き起こったという上映について、トムは「とてつもなかった。とても美しかった。キャストたちも一緒に観たんだけど、日本の観客と一緒に観るために、彼らには事前に観せずにいたんだ。だから、とてつもなく特別だった」と感激の面持ち。
「McQ(マッカリー監督)と僕は、『デッドレコニング』と『ファイナル・レコニング』という二つの映画を作るのに、同時進行だった『トップガン マーヴェリック』を含めて7年をかけた。映画が完成し、字幕を付け終わったのはプレミアの1日前だった」とまさに出来立てほやほやだったことを明かしたトム。
「観客の反応は素晴らしかった。McQと僕は観客の皆さんのために映画を作っていて、皆さんはそれを受け止めてくれた。人々を笑顔にし、気分を上げ、映画の中のさまざまな場所を旅して、映画に熱中してもらうのが僕らの夢なんだ。僕はあの夜を決して忘れないだろう。キャストとクルーを代表して、あの場にいた皆さん、日本の全ての観客の皆さんに本当に感謝したい。僕はあの日のことを決して忘れない」と情熱的に続けた。
なお、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日に日米同時公開されるが、この日それに先駆けて、日本では5月17日~22日まで6日間の先行上映が行われることも発表された。(編集部・市川遥)
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映画『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー賞国際長編映画賞およびカンヌ国際映画祭脚本賞、『悪は存在しない』でベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞した、濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』の製作が決定した。公開は2026年を予定している。
【動画】『ドライブ・マイ・カー』三浦透子インタビュー「運転に人柄が集約される」
フランス、日本、ドイツ、ベルギーの国際共同制作となる本作の原作は、がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡「急に具合が悪くなる」(宮野真生子・磯野真穂著/晶文社)。フランスの介護施設の施設長・マリー=ルーと、がん闘病中の日本の劇演出家・真理の出会いと交流を描く。
ADVERTISEMENT主演にフランス映画界最高の栄誉であるセザール賞主演女優賞に輝き、ポール・ヴァーホーヴェン監督作『ベネデッタ』(2022)、『エル ELLE』(2016)などに出演するヴィルジニー・エフィラ。さらに、モデル・TAOとして世界で活躍し、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)などハリウッド作品を中心に国内外の話題作に出演する岡本多緒を迎え、ふたりの女性の心の交流と世界に対峙するさまを描き出す。
現在、濱口監督はパリで撮影の準備中。「今夏、最高のキャスト・スタッフと撮影する映画『急に具合が悪くなる』が、原作の引いたラインを更に延ばしていくものとなるよう、自分にできることは何でもやるつもりでいます。どうぞ、ご期待ください」とコメントしている。(編集部・入倉功一)
濱口竜介監督コメント全文
宮野真生子さん、磯野真穂さんの著作「急に具合が悪くなる」の映画化をここに発表できることを、とても嬉しく思います。原作者のお二人にも、この場を借りて、心よりの御礼をお伝えしたく思います。
今はパリで撮影の準備をしております。約4年前にオフィス・シロウズの松田広子プロデューサーからこの本を映画原作として提案されてから、ずいぶん長い時間を経ました。お二人の往復書簡から成るこの本を初めて読んだときの感覚は「心を強く動かされた」という言葉では足りません。往復書簡という形式、しかも二人の学者の全キャリアと魂を賭けたような議論に対していったいどう取り組んだらよいかは、まったく見当はつきませんでしたが「映画にしたい」という火が心に灯ったような感覚がありました。その灯火に導かれて、随分と遠くまで来てしまったように思います。
ADVERTISEMENT映画『急に具合が悪くなる』はフランスの介護施設のディレクター・マリー=ルーと、がんを患う日本の劇演出家・真理の間にとある偶然から生じた、出会いと交流を描く物語になります。どうしてこうなったのか、短くは決して説明できないというのが正直なところです。ここまでの曲がりくねった歩みを要約することは不可能に思えます。なので、自分を導いてくれた原作の一節を書きつけることにします。
「関係性を作り上げるとは、握手をして立ち止まることでも、受け止めることでもなく、運動の中でラインを描き続けながら、共に世界を通り抜け、その動きの中で、互いにとって心地よい言葉や身振りを見つけ出し、それを踏み跡として、次の一歩を踏み出してゆく。そういう知覚の伴った運動なのではないでしょうか。」
マリー=ルーをヴィルジニー・エフィラさんが、真理を岡本多緒さんが演じることになります。お仕事を以前から存じてはいたものの、まさかこうしてご一緒できる機会があるとは思っていなかったお二人なので、とても興奮しています。今夏、最高のキャスト・スタッフと撮影する映画『急に具合が悪くなる』が、原作の引いたラインを更に延ばしていくものとなるよう、自分にできることは何でもやるつもりでいます。どうぞ、ご期待ください。
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人気アクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を引っ提げ来日したトム・クルーズが7日、盟友クリストファー・マッカリー監督と共にTOHOシネマズ六本木ヒルズで会見を行い、マッカリー監督との異例尽くしのコラボレーションについて語った。
本作は、トム演じる敏腕スパイ、イーサン・ハントの活躍を描いた人気アクションシリーズ第8弾だ。マッカリーは脚本のリライトを担当した第4弾『ゴースト・プロトコル』でシリーズに初参加し、第5弾『ローグ・ネイション』で監督に就任。マッカリー以前は毎作監督を変えることで知られた本シリーズだが、彼はこの最新作まで計4作のメガホンを取るなど、トムから絶大な信頼を寄せられている。
ADVERTISEMENTマッカリー監督いわく、トムとは常に映画について語り合っている関係で、それが時折、映画の撮影で中断される感じなのだという。新型コロナウイルスのまん延で隔離生活を強いられた際には、家族ぐるみで一緒に暮らしたほどだ。
マッカリー監督:僕たちが太陽を見るのは、朝、車に歩いて向かう時だけ。仕事を終える頃には暗くなっていたから。パンデミックの時、僕たちは『トップガン マーヴェリック』のポストプロダクション、前作『デッドレコニング』の撮影、『ファイナル・レコニング』の準備を同時にやっていた。
トム:朝、仕事場にはいつも一緒に車で行くんだ。映画やストーリーについて話しながら。僕たちは常に複数の映画に取り組んでいるからね。
Q:どちらが運転するんですか?
マッカリー監督&トム:どっちもしない(笑)。
マッカリー監督:彼はカメラの前でしか運転しない。
トム:そんな……時々は運転してあげたでしょ? ヘリや飛行機も飛ばしてあげたし。
マッカリー監督:ノルウェーでは仕事場まで運転してくれたね。トムは僕の運転手だ。
トム:それに僕は君のパイロットでもある!
マッカリー監督:彼は私的に飛ぶのと、撮影で飛ぶのを分けてくれるんだよ。
ADVERTISEMENTトム:曲芸飛行をする時には警告するよね。ちょっとアクロバティックなことをしてみる? って。
マッカリー監督:警告しなかったことも1回あったけど。
トム:いつ?
マッカリー監督:ノルウェーで、僕がヘリの窓の外を見ていた時。
トム:そうだった! ごめんね。普通は事前に警告するんだけどね。
Q:監督も飛行機の翼の上に出たと聞きました。
トム:それがMcQ(マッカリー監督)なんだ。冒険心があるところが、彼の好きなところもでもある。『トップガン マーヴェリック』をやった時は、彼は複数の戦闘機に乗った。この映画では、飛行機の翼の上を歩くというアイデアがあり、飛行機選びに始まり準備に数年かかった。それでストーリーの話になった時に、「(監督にも)実際にやってみてほしい」と言ったら、「できない」「本当にできない」って(笑)。でも「聞いてほしい。一番いいのはやってみることだよ。外に出て、飛行機の翼に座り、風を感じてみて」と言って、僕は彼を訓練した。
マッカリー監督:トムから20分のチュートリアルを受けたよ。それで翼の上を歩いた。実際、素晴らしかった。かなり楽しかったし。絶対またやる。
トムいわく、彼が編み出した呼吸法(風が自分を打つ時は息を止める)を伝授し、いつ風が自分を打つかがわかっていたからマッカリー監督は楽しめたとのこと。また、マッカリー監督は本作の水中スタントシーンのため、スキューバダイビングの訓練をし、実際に水中からトムを監督している。
ADVERTISEMENT「監督が実際に水中にいて、ハンドシグナルで意思疎通できるというのはかなり異例のことなんだ。それは空中でも同じで、彼はヘリコプターで傍を飛んでいたから『これは危険』『照明に問題あり』『もう1回やって』などその場でやり取りができた」と振り返ったトム。
マッカリー監督は「以前、水中シーンを地上から監督したこともあるが、それはまるで“ボクシンググローブをして懐中時計の修理をするようなもの”だった。水中にいる別の人を通してトムと話し、僕が見られるのはカメラが実際に映したものだけで、トムとカメラの関係は見られない。ちょっとした変更があっただけで、全員が一度水の外に出ないといけなくなる。だから、1日に6ショットしか撮れない。めちゃくちゃ時間がかかるんだ。僕たちがやりたいことには、このやり方じゃ時間が足りない。だからトムと一緒に水の中にいることにした。今は22~24ショット撮れるよ」と効率性と映画の質を高めるための措置だったと語っていた。(編集部・市川遥)
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日より全国公開 5月17日~22日まで先行上映も決定
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5月2日から4日までの週末映画動員ランキングが7日に興行通信社より発表され、劇場版最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が3週連続1位に輝いた。そのほか、3本の新作がTOP10入りを果たした。
【動画】アベンジャーズに代わる新チーム誕生!『サンダーボルツ*』ファイナル予告
3本の新作の内、3位と好スタートを切ったのは、マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『サンダーボルツ*』。公開前日の1日には、日本版声優を担当する白石充、田村睦心、梶裕貴らが登場する前夜祭イベントが開催され、ゴールデン・ウィーク後半戦を華々しくスタートさせた。そのほか、5位に人気の動物型ビスケット菓子を映像化したアニメーション映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』、6位にアイドルグループ「WEST.」が主演を務める『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』がランクインした。
ADVERTISEMENT3週連続1位に輝いた『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』は、5月6日(火・振替休日)までの累計成績が、動員726万人、興収104億円を突破し、前作と前々作に続く興収100億円超えの快挙を果たした。
今週末は、ダニエル・クレイグとドリュー・スターキーが共演するラブストーリー『クィア/QUEER』、マイケル・ボンドの児童文学を実写映画化したシリーズ第3弾『パディントン 消えた黄金郷の秘密』、アニメーション『うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE』シリーズに登場するアイドルグループのライブを描いた『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX(キスィズ)』などが公開される。(今井優)
2025年5月2日~5月4日の全国映画動員ランキングトップ10
1(1)『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』 2(2)『マインクラフト/ザ・ムービー』 3(NEW)『サンダーボルツ*』
4(3)『#真相をお話しします』
5(NEW)『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』 6(NEW)『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』7(4)『花まんま』
8(9)『教皇選挙』 9(6)『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』 10(7)『ウィキッド ふたりの魔女』※()内は先週の順位/興行通信社調べ
ファイナル予告|過去は消えない、でもやるしかない。|「サンダーボルツ*」5月2日(金)日米同時公開! » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
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マーベル・スタジオ最新作『サンダーボルツ*』(全国公開中)本編後のポストクレジットシーンについて、同作のメガホンを取ったジェイク・シュライアー監督以外の人物が手がけていることが明らかになった。シュライアー監督がVarietyにて語った。(以下、映画のネタバレを含みます)
【動画】アベンジャーズに代わる新チーム誕生!『サンダーボルツ*』ファイナル予告
『サンダーボルツ*』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の無法者たちで構成されたチームを描くアクション。エレーナ(フローレンス・ピュー)、レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)、バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)、USエージェント(ワイアット・ラッセル)、ゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)、タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)が究極のヒーロー・セントリーに立ち向かう。
ADVERTISEMENTポストクレジットシーンは、本編の14か月後が舞台となり、サンダーボルツ*から政府公認の「ニュー・アベンジャーズ」となったメンバーたちが、地球に向かう正体不明の宇宙船(=ファンタスティック・フォー)を目撃するという内容だ。マーベル・スタジオの次回作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(7月25日日米同時公開)とのリンクはもちろん、来年5月に全米公開される『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題) / Avengers: Doomsday』にも直結する重要なおまけシーンとなっている。
実はこのシーン、監督したのは『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』を手がけるルッソ兄弟(アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ)だった。シュライアー監督いわく、撮影は劇場公開の4週間ほど前に『ドゥームズデイ(原題)』のセットで行われたといい、自身も撮影現場に立ち会ったという。「とても楽しかったです。友人たちがさらにスケールの大きな世界観に進んでいるさまを見るのは、うれしい体験でした」とシュライアー監督は振り返っている。
また、ポストクレジットシーンでは「アベンジャーズ」という名称を巡り、サム・ウィルソン/キャプテン・アメリカとニュー・アベンジャーズの間で対立が起きていることが明らかに。シュライアー監督は「脚本の草稿は確認していた」と切り出し、「それぞれのキャラクターにとって正直であるように取り組みました。同時に、彼らをまったく新しい世界観とスケールに引き渡すので、そちらでもうまく機能するようにしたかったんです。自分たちが取り扱っていたものとは異なる文脈や規模で、キャラクターたちが演出されていくのを見るのは、楽しい経験でした」と語っている。
『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』は現在撮影中。悪役ドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニー・Jrをはじめ、同作のキャストたちは現地で『サンダーボルツ*』鑑賞会を開き、映画の公開を祝福している。(編集部・倉本拓弥)
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人気アクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を引っ提げ来日したトム・クルーズが、三鷹の森ジブリ美術館を訪問していたことが明らかになった。
『ミッション:インポッシブル』日本公式Instagramには、トムがクリストファー・マッカリー監督と共にジブリ美術館を訪れた際の写真が。トトロが鎮座する“ニセの受付”の前でマッカリー監督と並び、輝く笑みを浮かべている。同Instagramでは、トムが実に25回目となる来日も満喫したことが伝えられている。なお、共演者の サイモン・ペッグも宮崎駿監督の大ファンで、昨年プライベートで来日した際、ジブリ美術館を訪れたことを自身のInstagramで報告していた。
ADVERTISEMENT『ファイナル・レコニング』は、2023年に公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』に続くシリーズ第8弾。『デッドレコニングではワールドツアー中に全米映画俳優組合のストライキが始まり、最後のPR地だった日本への訪問が無念の中止に。そのため、トムらは本作では日本をワールドツアー最初の地に選び、6日のジャパンプレミアでは3時間に及ぶファンサービスの後、世界初上映した。翌7日には来日会見を行っている。(編集部・市川遥)
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日より全国公開 5月17日~22日まで先行上映
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