国内導入前から注目高まる!? ドゥカティ新型「モンスター」に高評価 発売予定は2026年4月

　ドゥカティはネイキッドモデル「モンスター」の新型を2025年10月23日に発表しました。軽量化と最新の電子制御技術の導入など、従来モデルから大幅な進化を遂げています。

　心臓部には「パニガーレV2」同様の排気量890ccの新型V2エンジンを搭載し、最高出力111ps／9000rpm、最大トルク91.1N・m／7250rpmを発揮します。

　シャーシにはV2エンジンをストレスメンバーとしてモノコックフレーム、「パニガーレV4」由来の両持ちスイングアーム、テクノポリマーとトレリスを組み合わせたリアサブフレームを採用し、従来モデル比で4kgの軽量化を実現しています。

　電子制御面ではIMU（慣性計測ユニット）を活用した最新のライダーアシストシステムが搭載されており、コーナリングABSやトラクションコントロール、ウィリーコントロールなど、走行中の安定性や安全性が大幅に向上しました。また、クイックシフターは標準装備です。

　デザイン面では初代のスタイルを現代的に再解釈し、「バイソンバック」タンクは従来のスリムさを維持しつつ筋肉質な造形を復活させ、第2世代で導入されたフロントエアインテークを取り入れています。

　2026年モデルとして発表された新型「モンスター」について、すでに販売店にはユーザーからの反響が寄せられているようです。

　関東圏のある販売店スタッフは、次のように話しています。

「元々モンスターを所有していたお客様からは乗り換えを希望する声があり、特に新型のエンジンや軽量化されたシャーシに魅力を感じている方が多いです。

　また、“パニガーレV2と同じエンジンが搭載されている点が気になる”など、エンジンの性能に関する問い合わせが増えている印象です」

　関西圏の販売店スタッフは、次のように話します。

「予約はすでに開始しており、特に従来のドゥカティユーザーから多くの問い合わせをいただいております。“新型は力強いデザインに軽量な乗り味が加わり、より使い勝手が良くなった”と評価するお客様が多い印象です。

　デザインについても、“ドゥカティらしい情熱的な造形はそのままに、現代的でシャープなラインが加わり、非常に魅力的”という声を多く受けております」

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　新型「モンスター」の国内導入を待ち望む声は高まっており、販売店への反響を見る限りでは、とくにドゥカティユーザーから注目されているようです。

　日本では2026年4月頃に発売が予定されており、カラーバリエーションはドゥカティ・レッドとアイスバーグ・ホワイトの2タイプ設定、「モンスター」に加えてパッセンジャーシートカバーとカウルが付属した「モンスター＋」がラインナップされます。