「実際に経験すると地獄のよう」 ウクライナ人が3年間の日本生活で実感 過酷だと思ったこととは

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ウクライナ出身のオクサナさん(右)【写真:Hint-Pot編集部】

 四季の移ろいがはっきりしている日本。東西南北に長い弓なりの形をしており、地域ごとに異なる自然や気候を楽しめる国として、多くの外国人観光客を惹きつけています。3年にわたり、日本で暮らしたウクライナ出身の女性は、母国ではしたことのない体験に驚かされたといいます。いったい、どのようなものなのでしょうか。

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「地獄のような暑さ」に唖然

 ウクライナ出身のオクサナさんは、3年もの間、京都で暮らしていたそう。日本での生活を通じ、母国との違いをいくつも感じたといいます。

 日本生活でオクサナさんがとくに驚いたのは、夏の暑さでした。

「日本に来る前から、日本の夏が暑いことは知っていたわ。でも、こっちに来て実際に経験すると、地獄のような暑さだった」

 とくに近年は、6月頃から真夏日が続くことも少なくない、高温多湿な日本の夏。暑さに慣れがない地域からやってきた外国人にとっては、想像以上に過酷に感じられるかもしれません。

「日本にはいろいろな自然があってうらやましいわ」

 オクサナさんは、暑さに驚いたと同時に、日本の自然が多様なことにも感動したといいます。

「日本にはいろいろな自然があってうらやましいわ。北のほうには雪があるし、南のほうに行けばリゾートのようなきれいな海がある。それはウクライナにはないの」

 日本は北海道から沖縄まで、それぞれ異なる気候と風土があります。日本のように、四季が文化や生活のあらゆる側面に深く結びついている国は世界的に見ても珍しく、外国人観光客には大きな魅力のひとつとして映るようです。

 新たな仕事を得て、まもなく新天地へと旅立つオクサナさん。日本で感じた四季や自然の豊かさは、心に残る特別な経験になったことでしょう。

(Hint-Pot編集部)

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