オンライン診療による医薬品の処方では次のことに気をつけましょう!(かながわ消費生活注意・警戒情報第165号)
ここから本文です。
オンライン診療で医薬品が処方された場合の相談が、消費生活センターに寄せられています。本当に必要な治療なのかを考え、また、医師の話をよく聞き、理解してから薬を服用するようにしましょう。
医師の処方であれば安心だと思い、オンライン診療でダイエット治療薬の処方を受けたところ、糖尿病治療薬だった。飲むのが不安だ。
禁煙しようと、オンライン診療で禁煙治療を受けたが、音声のみの数分のやり取りの後、高額な飲み薬を処方された。解約したい。
アドバイス
☑本当に必要な治療なのか、よく考えましょう。
☑薬を使って異常を感じたら、医療機関を受診しましょう。
☑契約内容をきちんと確認した上で、契約しましょう。
☑医師の話をよく聞き、理解してから薬を服用しましょう。
注意点 ・糖尿病治療薬のダイエット目的の服用や自己注射は、安全性と有効性が確認されていません。また、糖尿病治療薬には低血糖症状や、消化器症状などの副作用の恐れもあります。 ・きちんとした問診や説明がない場合、自分に合わない薬が処方されてしまう可能性があります。 ・自由診療の場合は、健康保険の対象外であり、支払いが高額になります。 ・意図せずに定期購入になっていた、定期購入を中途解約できない、高額なキャンセル料を請求された、解約したいのにクリニックと連絡が取れない等の相談もあります。
- 契約に関するトラブルについては、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。
消費生活相談は、消費者ホットライン!局番なしの188(いやや!)。
身近な消費生活窓口につながります。
注意・警戒情報は紙のチラシも作成しています!
県内NPO法人や老人クラブ等団体、体育館や図書館等、配布のご希望がございましたら、下記までご連絡ください。※残部限りの対応となりますので、終了の際はご了承ください。PDFは自由に印刷してご利用いただけます。
このページの所管所属はくらし安全防災局 くらし安全部消費生活課です。