月城かなと 月10ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』制作発表会見レポート
月城かなとが、2025年10月13日よる10時にスタートする『終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』の制作発表会に出席した。
本作は、草彅演じる遺品整理人、鳥飼樹(とりがい・いつき)が、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちと共に、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添うヒューマンドラマ。
現場の雰囲気について聞かれた草彅は「先輩方からも若い方々からも学びのある現場でした」と笑顔でコメントすると、続けて、「竜心くん元気?」「中村(雅俊)さんどうですか?」「月城さんしゃべってないですね、どんなグルーヴでやってました?」と、自らMCを買って出て、共演者たちに次々質問。共演者たちはビックリしながらも、草彅の現場での様子について「いつも元気で、みんなを引っ張ってくれて、いい主役だなと」(中村雅俊)、「緊張してたんですが草彅さんが現場を温かくしてくれました」(古川)と絶賛。次々褒められた草彅は「僕もみんなに愛されているような気がして」と大喜び。
草彅は1話の放送を前に「今が一番ドキドキしています。皆さんが見てくれることが幸せなんですよね。おいしい食事を食べる前みたいなワクワクドキドキしている段階。僕らが懸けた情熱は本物で、それをどう皆さんが感じ取ってくれるのかな」と、視聴者の反応への期待をのぞかせた。
また、「共演者にこの場で伝えておきたいこと」という質問では、要が「剛さんから古着のネルシャツをプレゼントしていただいたんです。探しているときにちょうどいただいたので、恋愛に似た気持ちになって、通じ合ってるんじゃないかなと」と告白。八木と塩野は「小澤くんのダンスの動画を見せてもらったんですが、キレッキレでカッコよくて。いつかそれを生で見たいです」「楽器弾いて、踊って、っていうところを見たいですね」とリクエストすると、小澤は「ぜひやりたいです」と即答。
その小澤からは草彅に「撮影の合間に“ダンスバトルしよう”って言われて(笑)。あの緊張感はなかなか味わえない。ありがとうございました」とメッセージ。これに草彅も「俺、負けたけどね(笑)。今度また一緒に踊りましょう、今のダンスを教えてください」と小澤に伝えた。
さらに草彅は月城から「温かく引っ張ってくださって、芝居を受け止めてくださって、ありがとうございました」と伝えられると、「ガチの本当に気持ちが伝わってきました」とうれしそうに感謝していた。
最後に草彅から「このドラマを通して、皆さんに届けたいことがあるとすれば、人生において一番価値があるのは、いつもそばで笑ってくれたり泣いてくれたりする人がいることなんじゃないかなと。このドラマを通してそう感じる部分が多かったんです。もちろん生きていると悲しいこともあるんですが、その悲しみのそばには必ず誰かが優しさを生んでくれるような、そういう気持ちがたくさん芽生えたドラマです。心が温かくなる作品ですので、ぜひ期待して皆さんご覧ください」とメッセージを送った。
<第1話ストーリー>
ある日、女性が孤独死した部屋の特殊清掃と遺品整理をすることになった鳥飼樹(草彅剛)は、新入社員の久米ゆずは(八木莉可子)を連れ、遺体痕が残る現場へ。
10歳のときに捨てられたという依頼人であり故人の息子(吉村界人)は、母親の孤独死を「自業自得だ」と冷たく言い放ち、遺品はすべて処分してほしいと話す。しかし、樹はその部屋で故人の思いが詰まったあるものを見つける。
同じ頃、絵本作家の御厨真琴(中村ゆり)は、大企業・御厨ホールディングスの後継者である夫の利人(要潤)を伴い、自身初となる絵本の出版記念パーティーに出席していた。
一見、仲むつまじい夫婦に見える2人だが、多忙な利人は家庭を顧みず、妻がしゅうとめから子宝に恵まれないことで嫌味を言われてもわれ関せずと、愛のない結婚生活に真琴の心はすり減る一方だった。
そんな中、生前整理の見積もりのため、清掃会社に勤める鮎川こはる(風吹ジュン)の自宅を訪ねた樹。未婚で産んだ娘が10年前に結婚し、今なお清掃員として働いているというこはるだが、最近、余命3カ月の宣告を受けたという。
話を聞いた樹は早速部屋を見てまわるが、そこへ事情を知らない娘の真琴が帰ってきて…。
<作品概要>
【タイトル】
『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』
【放送枠】
2025年10月13日スタート 毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)※初回15分拡大
【出演】
草彅剛 中村ゆり
八木莉可子 塩野瑛久 長井短 小澤竜心 石山順征 永瀬矢紘 /要潤 国仲涼子 古川雄大 月城かなと / 大島蓉子 小柳ルミ子 村上弘明 中村雅俊 風吹ジュン
(敬称略)
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