【悪が香る街】カンボジア・バベットで感じた「ここ、絶対に何かある」

迷惑メールと戦っていたり、詐欺師と戦っていたり、実際に海外へ飛び出して詐欺師と対峙したり。

そんなことを長年やってきた結果なのかどうかは分からないが、わりと私は「悪」に対する鼻が利く方だと思っている。

ネットの詐欺師はもちろん、現実世界の詐欺師であっても、いざ対峙すると、すぐに分かる。「あ、こいつ騙してきてるな」というのが直感的に分かるのだ。

そんな私が、2024年に訪れた瞬間、「あ、ここ、なんかヤバいぞ……」と感じた街がある。カンボジアとタイの国境にある街、バベットである。

・直感

2024年。私はベトナム側から陸路で国境を越え、カンボジアのバベットに入った。その瞬間、感じた。

「ここ、詐欺師とか潜んでそうだぞ」 「なんかヤバい街だぞ」

「絶対に何かあるぞ」

オーラというか、空気というか、磁場というか、なんというか。街全体から危険な香りが漂っているような気がした。

もちろん、その時点では何の証拠もない。ただの私の直感。でも、どうしても気になった。

きっとここには何かがある。

こういうところに詐欺師の集団とかが潜んでいるんじゃないか──。

なんなら、日本で指名手配されているような人間まで、このへんに潜んでいるのでは……。

そんなことを思いながら、私はバベットの街を歩き、写真をたくさん撮った。

そして後になって知ったのだが、実は私がバベットを訪れる約2カ月前、この街では特殊詐欺に関係する事件が起きていた。

私が訪れる約2カ月前の2024年8月、バベットでは日本人12人が現地警察に保護されていたのである。

報道によると、12人はウソの求人にだまされてカンボジアへ渡航し、特殊詐欺などの犯罪に関与させられていた可能性があるという。

さらに翌2025年11月には、バベットにある特殊詐欺拠点2カ所が摘発され、日本人13人を含む外国人ら658人が拘束された。

やはりなぁ……。

もちろん、だからといってバベットという街全体が悪いわけではない。

普通に暮らしている人たちも大勢いるだろうし、私が2024年に感じたものと、これらの事件が直接関係していたのかも分からない。

それでもニュースを見た瞬間、

「あの時に感じた違和感、完全な勘違いでもなかったのかもしれないな」

と思った。

スマホの写真を整理していたら、そんなバベットで撮った写真が山ほど出てきた。あの時に感じた “悪の香り” も蘇ってくる。

ということで、せっかくなので、当時バベットで撮影した写真を大公開したい。

私が「何かあるぞ」と感じながら歩いた街は、いったいどんな場所だったのか。

これが、あの時のバベットだ。

参考リンク:テレビ朝日(1)テレビ朝日(2)TBS 執筆:5万円バックパッカー・迷惑メール評論家・GO羽鳥 Photo:RocketNews24.

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