損保ジャパン、約1750万件の顧客情報流出の可能性 不正アクセスで
6月11日、損害保険ジャパンは第3者による不正アクセスにより約1750万件の顧客情報が流出した可能性があると発表した。写真は同社のロゴが表示されたデバイス。2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[東京 11日 ロイター] - 損害保険ジャパンは11日、第3者による不正アクセスにより約1750万件の顧客情報が流出した可能性があると発表した。
氏名や連絡先、証券番号など顧客関連データが約726万件、代理店関連データが約178万件、同社データベースと照合しなければ個人を特定できない証券番号や事故番号のみのデータが約844万件について、外部から閲覧されたおそれ、または漏えいした可能性がある。
同社によると、現時点で顧客情報が外部に漏えいしたり、不正利用されたりした事実は確認されていないという。
同社は4月25日、同17日から21日までの間に外部から侵入した第3者が顧客情報にアクセスできる状態になっていたと推測され、外部に漏えいした可能性が否定できないことが判明したと発表。詳細を調査していた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab