松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」咲妃みゆ主演でミュージカル化!共演に松下優也ら(コメントあり)
COCOON PRODUCTION 2026「クワイエットルームにようこそ The Musical」が、来年1月から2月にかけて東京・THEATER MILANO-Za、京都・ロームシアター京都 メインホール、岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場で上演される。
「クワイエットルームにようこそ」は、2005年に単行本が刊行された松尾スズキの小説。“クワイエットルーム”と呼ばれる女性専用の精神病院を舞台に、主人公の佐倉明日香と患者たちとの交流、明日香と彼女のパートナー・焼畑鉄雄の独特な関係が描かれる。2007年には、松尾が自ら脚本・監督を手がけて映画化された。
松尾の長年の思いが結実し、このたびミュージカル化が決定。「クワイエットルームにようこそ The Musical」では、作・演出を松尾、音楽を宮川彬良、振付をスズキ拓朗が担当する。バツイチのフリーライター・明日香役の咲妃みゆが主演を務め、明日香のパートナーである放送作家の鉄雄役を松下優也が演じる。共演には、昆夏美、皆川猿時、桜井玲香、池津祥子、猫背椿、宍戸美和公、近藤公園、笠松はる、りょう、秋山菜津子らが名を連ねた。
上演に際し、松尾は「『笑うしかない悲惨』。そんな気持ちで小説を書きました。歳月が経ち、『ショーアップするしかない悲惨』もありえると、ミュージカル化を思いつきました。『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(2025・作)で弾みがついたミュージカル魂。いよいよ松尾は、宮川彬良先生、そしてミュージカル界の雄(ゆう)たちとタッグを組み、いっそ本格派になってやろうとも思いましたが、やはり馴染みの俳優たちの手を借りて、なかなか他では見られないエンタメ作品を作り上げる所存であります」と意気込みを語った。
東京公演のチケットは11月下旬に一般販売開始予定。
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COCOON PRODUCTION 2026「クワイエットルームにようこそ The Musical」
2026年1月~2月上旬東京都 THEATER MILANO-Za2026年2月中旬〜下旬京都府 ロームシアター京都 メインホール2026年2月中旬〜下旬
岡山県 岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場