【NY為替オープニング】米、対イラン攻撃強化表明でドル底堅い展開か、30年債入札に注目|FX・為替ニュース
◇重要イベント・ポイント ・ECBは政策金利の0.25%利上げ決定、予想通り ・トランプ米大統領「我々はイランを激しく攻撃する。石油、天然ガス産業やカーグ島を掌握する」 ・米・先週分新規失業保険申請件数(6/6):22.9万件(予想:22万件、前回:22.5万件) ・米・先週分新規失業保険申請件数(5/30):179.5万件(予想:178.5万件、前回:177.1万件←177.7万件) ・米・5月生産者物価指数(PPI):前月比+1.1%、前年比+6.5%(予想:+0.7%、+6.4%、4月:+1.1%←+1.4%、+5.7%←+6.0%) ・米・5月生産者物価コア指数:前月比+0.4%、前年比+4.9%(予想:+0.5%、+5.4%、4月:+0.7%←+1.0%、+4.9%←+5.2%)
・米30年債入札
11日のNY外為市場では引き続き中東情勢や原油価格を睨む展開が予想される。本日は米財務省が30年債入札を実施。結果を受けた米国債相場を睨む。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想通り0.25%の利上げを決定。成長見通しを引下げる一方、インフレ見通しを引き上げ。更なる利上げも予想されており、ユーロの下値を支えると見る。
トランプ米大統領は対イランの激しい攻撃継続を警告。さらに、近く、石油、天然ガス産業やカーグ島を掌握すると警告したため、原油価格は高止まりが予想される。
注目されていた重要インフレ指標のひとつ5月生産者物価指数(PPI)は総合指数が前年比で+6.5%と22年11月以降で最高に達しインフレ圧力を示した。消費者物価指数(CPI)に続き、イラン戦争を受けた燃料価格の上昇が響いた。ただ、食品やエネルギーを除くコア指数は鈍化が見られ、米国債相場は反発。
CPIのコアサービスインフレは+0.3%と、前月+0.5%から伸びが鈍化した。一方で、PC、ソフトウェアなどを含む「物」のコアは-0.1%と、広範にわたりディスインフレが見られる。関税の影響が後退。原油価格が現在の水準で安定しさらなる激しいオイルショックがない限り、来年に向けてインフレは鈍化傾向にあり、4%台となった総合インフレはピークに達した可能性が指摘されている。5月CPIの結果は消費者が必需品以外の支出を避けている新たな証拠となり、利上げへの驚異を緩和させると見られており、ドルの上昇も限定的か。
ドル・円は日銀の利上げ観測に伸び悩む可能性がある。
・ドル・円、200日移動平均水準155.72円。
・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.1678ドル。
ニューヨーク市場はドル・円160円50銭、ユーロ・ドル1.1535ドル、ユーロ・円185円25銭、ポンド・ドル1.3367ドル、ドル・スイス0.7990フランで寄り付いた。
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