【25年6月】サイゼのグランドメニュー改定! ガチ感の増したカルボナーラと冷たいパンプキンスープ、そして秘密のパン
2025年6月25日に、サイゼのグランドメニューが改訂された! 夏のメニューになったということだろう。公式HPで事前に発表されていたリリースによると、新メニューは3つのみ。
しかしサイゼのメニュー改定時には、いつも何かしら未発表の変更が隠れているというものだ。とりあえず店舗に向かってみよう。
・NEW
さて、まずは新メニューからだろう。新と言うか、これは復活と言った方が正しいが……「冷たいパンプキンスープ」だ。180円。
出てきたのがこちら。
暑いシーズンに熱いスープはそんなに嬉しくないわけで、冷たいスープのウマさが増してくる。サイゼのパンプキンスープはファンも多く、SNSでは今回の復活に歓喜するコメントも見かけた。
ほのかな塩味と、濃厚なパンプキン! そういえば、一般的にパンプキンスープには時々サワークリームが効きまくっているものが珍しくないように思う。
個人的にそれはあまり好きではないのだが、サイゼのこいつはパンプキンファースト。ぽってりした喉ごしで、飲みごたえがある!
お次は、メニューとしては新商品だが、モノ自体は半リニューアル品な「チョコレートケーキ&ミルクジェラート」だ。500円。
チョコレートケーキにリニューアルが入ったもよう。そして、ミルクジェラートとセットにし、それぞれ単品で注文するより50円安くなるという。ただでさえ安いのに、さらに安さを加速させるサイゼ。
ガナッシュクリームが引き立つようにリニューアルしたそうだが、ぶっちゃけ違いはよくわからなかった。相変わらずウマい。
そして……やっぱりあった隠し玉の新作は「チーズフォッカチオ」。250円。パンのエリアに潜んでいた。
店舗によっては前からあったが、恐らく提供対象の店舗に変更があったのだろう。私の訪れた店舗も今回の改定から取り扱いが始まった。
これが表。焼きたてフォッカチオにチーズが乗っている。
これが裏。
チーズが入った分、他のフォッカチオシリーズより食べごたえがあるし、腹持ちも良さそうに思う。これとパンプキンスープだけでもほど良い軽食になる。
・リニューアル
続いてはリニューアル品を見ていこう。まず気になったのは「ポテトのグリル(300円)」。
何か変えるところなんてあったか? ていうか、何か変わった……?
おや……もしかして、ちょっと焼き加減が変わってハードになった感じか?
従来のポテトのグリルは、フォークで刺して持ち上げようとすると、半分くらいの確率で崩れてしまう程度のソフト感があったように思う。しかし今回は1つも崩れない。
かと言ってドライになったわけではなく、ジュワッと中からオリーブオイルと思しき油が染み出す感じ。わかるだろうか、この染み出したオイルによってできたテカりが。
カリカリ感も増したような気がする。小さなこだわりだが、そういうのの積み重ねが重要だからな。
そして個人的に最もビッグに感じたのが、カルボナーラの変化だ。
私はサイゼのカルボナーラは、美味いとは思うが好みでは無かった。世の中にカルボナーラの作り方は無数にある。
日本では基本的に生クリームを入れると思うし、卵黄だけ使ったり、卵白も使うパターンもあったり、店によって全部違う。
そして私が好むカルボナーラは、卵黄とチーズのみを使って作ったコッテコテの黄色いカルボナーラだ。めちゃくちゃ濃くて重たい仕上げなのだが、イタリアではだいたいこれが出てくる。
そして従来のサイゼのカルボナーラは、卵黄の粘りが弱いというか、クリームパスタみたいな仕上げだったように思う。それが今回のはこうだ!
ボッテリ感の増したソース! まだ私の理想とする、カスタードクリームみたいなコッテコテの領域には至っていないが、卵黄とチーズが濃くなっている。
ローマとかで出てきそうなやつに寄せている感があるぞ。前のサラッとクリーミーなカルボナーラが好みの人にとっては、ボテっとした感じに賛否がありそうだが、私はこれが好みだ。
ということで、改定されたサイゼのグランドメニュー。気になるモノはあっただろうか? え、話題の「ラムのランプステーキ」はどうしたって?
私もそちらを楽しみにしていたのだが、残念ながら今回訪れた埼玉県内の店舗では未実装でした。
参考リンク:サイゼリヤ 執筆:江川資具 Photo:RocketNews24.
▼絵師が変更されたと思しき間違い探し。難易度は変わっていない。