名物まんじゅうをネットで転売 メーカー販売より高値 業者を直撃取材
埼玉県行田市に本店を置く、創業73年の「十万石ふくさや」。 主力商品の埼玉銘菓「十万石まんじゅう」はしっとりとした皮と北海道十勝産小豆のこしあんが絶妙のバランスと評判です。 県内に33店舗を展開し、県民に愛されているこの店が先日…。 「通販サイトなどにおいて、『十万石まんじゅう』をはじめとする弊社商品の不正な転売が確認されております」 公式サイトで販売されているにもかかわらず、一部通販サイトで値段を上げて、勝手に出品・販売されているというのです。 賞味期限は4日から6日。饅頭は生もののため、今の時期は特に暑さによる劣化が心配だと話します。 十万石ふくさや 石井伸也営業本部次長 「温度管理は一定の25℃から高くなっても28℃というようなところを基本的にお店では温度管理。夏場のシーズンに関しましては、宅急便もクール便をお願いして手配をさせていただいている」 徹底した温度管理でつくられている饅頭。これが勝手に転売され、通常便で配送されると、安全性が保証できません。 その転売されていたサイトでは、通常10個入り1900円のセットが2930円で売られていました。 石井営業本部次長 「(Q.公式ではない?)そうですね。10個入りで1900円の税込み、そこに送料・クール便というような形があったとしてもここまでの金額には通常ならない。自分への利益も含んだ数字で価格を設定されているというのが、正直散見されるのが事実ではございます」
番組は、通販サイトで転売しているとみられる業者に接触しました。 販売業者 「(Q.これは公式ではない?)公式ではないですね。そこまでは売れてないですね。やっぱりお店で買うよりも高いので」 「(Q.利益になるのか?)1個売って100円入るかどうか」 これまで2年ほど販売し、売れたのはおよそ20セット。1カ月に1セット売れるかどうかですが、そもそもなぜ、転売を始めたのでしょうか? 「販売をするにあたって近場で売れるものっていうことで色々やっていたらこれが売れている。ページがあれば売れる、そのままにしているだけ」 どうやら近くに「十万石ふくさや」があるようです。 そしてこの業者はクール便ではなく、通常便で発送していることも明かしました。 ただ、この行為は違法ではありません。食品の転売に関して、法律による規制はないのです。 しかし厚生労働省によると、温度管理などを理由に健康被害を及ぼす恐れのある食品を販売すると、食品衛生法違反に問われる可能性があるといいます。 石井営業本部次長 「製品管理であったり、温度管理であったり、賞味期限の販売期限であったりというものを設けて販売しておりますので、ぜひ公式のルートからご購入の際にはぜひご賞味をいただければ幸いと存じます」 (2026年9月5日放送分より)
テレビ朝日