子供の睡眠障害、大人とどう違う?

朝寝坊が多い。体がだるくて学校に行きたくないと言う。授業中に居眠りをする――。子供のこうした状況に悩んでいる親は少なくない。子供の睡眠障害は原因が分かりにくく、年齢によっても多様な問題がある。今回は大人とは事情が異なる「子供の睡眠障害」について考える。東京都立多摩北部医療センターで「小児睡眠障害外来」を担当する小児科部長の小保内俊雅氏に解説してもらおう。

日本の子供の睡眠時間は、大人と同じくらい短い

(写真:PIXTA)

 子供は大人よりも多くの睡眠時間を必要とする。厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠に関する推薦事項が「高齢者版」「成人版」「こども版」と3つに分けられており、それによると成人の睡眠推奨時間は個人差はあるものの「6時間以上」が目安となっているが、子供は「小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間」となっている。だが、実際はどうだろう。世の中の子供はこの推奨時間分、しっかり寝ているだろうか。

 世界的に見ると日本人の睡眠時間が短いことはよく知られているが、実は子供も例外ではない。17カ国・地域の乳幼児の睡眠時間を比較した研究によると、最も短いのは、やはり日本だった(*1)。小学生の平均就寝時刻は今世紀初頭から午後10時を過ぎており、中学生になると午後11時半となり、ほとんど大人と変わらないことも確認されている(*2)。

 心身が成長する時期にある子供の睡眠不足は、大人よりも深刻だ。例えば、「3歳のときの睡眠時間」と「中学1年生時点での肥満率」の関係を調べた研究がある。3歳のとき11時間以上眠っていた子供における中学1年生時点での肥満率は12.2%だが、睡眠が9時間台になると肥満率は15.1%、9時間未満になると20.0%に上昇する(*3)。つまり、3歳時点の睡眠時間が短いほど、中学1年生時点の肥満率が上昇することが分かる。

 「子供のときに睡眠不足だった子は太りやすくなり、結果として大人になってから糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症するリスクが高くなるわけです」と、東京都立多摩北部医療センターで小児睡眠障害外来を開いている小児科部長の小保内俊雅氏は説明する。

 また、子供の睡眠不足はメンタルにも影響する。米国で1万5659人の中高生を対象にした大規模な調査によると、午後10時までに就寝している子供に比べ、12時以降に就寝する子供のうつ病発症リスクは24%上昇するという(*4)。

*1 Sleep Med. 2010 Mar;11(3):274-280. *2 Pharma Media. 2002 ;20:97-98. *3 医学のあゆみ 2007 ;20:833-836.

*4 Sleep. 2010 Jan;33(1):97-106.

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人生100年時代に突入した現代、「老化は病気」という概念が打ち出され、アンチエイジング研究は日進月歩で進んでいる。本連載では、さまざまな角度から「アンチエイジング」に役立つ最新研究の知見を紹介し、健康長寿の秘訣を探っていく。

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日本人の3人に1人が「高血圧」。身近な国民病だが、実は静かに進行する恐ろしい病気でもある。自覚症状がないため放置しがちだが、それは危険だ。本連載では日本高血圧学会の協力の下、高血圧対策・治療の最前線を紹介する。

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血圧を測る時間帯は朝がいいようだ。日本高血圧学会は2025年より「早朝高血圧徹底制圧宣言」を発表し、「朝の血圧が高いと危険」という意識を広める「『血圧朝活』キャンペーン」を始めた。なぜ朝に注目すべきなのか。大阪ろうさい病院総長の樂木宏実氏に解説してもらった。

朝の高血圧は気づきにくい!

 「昼の血圧は正常でも、朝の血圧は高いことに気づいていない人が少なくありません」と大阪ろうさい病院総長の樂木宏実氏は警告する。第3回で紹介したように、健康診断や医療機関では異常が見つからないのに家庭で測ると高血圧という、“本当の顔”が分かりにくい「仮面高血圧」がある。この仮面高血圧の中に、朝の血圧が高い人が一定数、存在するという。

 「仮面高血圧の割合は、未治療の人の中では10~15%、すでに高血圧で降圧薬を服用している人(高血圧全体の約半数)で血圧が140/90mmHg未満にコントロールされている人の中でも9~23%に見られます(*1)。自分が高血圧だと気づいていない人だけでなく、すでに血圧が高くて治療中の人の中にも、朝が高い人は意外と多いのです」(樂木氏)

 降圧治療中の高血圧患者の約70%が、朝の家庭血圧130/80mmHg以上という報告もある(*2)。

朝の血圧が高い人が要注意なのはなぜ?

 仮面高血圧のパターンは、「早朝高血圧」「夜間高血圧」「職場などストレスが高い場面で起こる昼間高血圧」の3つに分類される。ただ現実には、夜間も早朝も高いなど、複数のパターンが重なっている人も少なくない。

  1. 早朝高血圧早朝に血圧が高くなる
  2. 夜間高血圧睡眠中も血圧が下がらない
  3. 昼間高血圧(ストレス下高血圧)ストレスにさらされると血圧が上がる

 「朝の血圧が高い人の中には、夜間の睡眠中から高い状態が続いていて、それが朝まで持続している場合が少なくありません。動脈硬化が進んだ人でこのような現象が見られやすいと考えられます」(樂木氏)

 健康な人でも、朝の時間帯に向かうにつれ、目が覚めるように体の中の多くの因子が働き、その一つとして血圧も上がり始める。生体リズムに刻まれているサイクルの中で、朝になると交感神経が活発になり、副交感神経が抑えられるからだ。また、レニン・アンジオテンシン系と呼ばれるホルモンも活性化して、朝の血圧上昇に影響する。動脈硬化が進んでいると、こうした血圧を上げやすい因子に過剰に反応して、生理的な範囲を超えて大きく血圧が上がってしまうのだ。

 中には「血圧サージ」と呼ばれる急激な血圧上昇が見られることもある。夜間の血圧が高いのも、それが朝まで持続するのも、血圧サージも、「動脈硬化の程度が進めば進むほど、そうした現象が起きやすいという点が重要」と樂木氏は強調する。

 「早朝高血圧も夜間高血圧も、いずれも動脈硬化性のリスクの現れです。つまり朝の血圧が高い人は、『動脈硬化が進んだ結果、脳卒中や心筋梗塞などが起きる可能性が高い人』。それ以上、動脈硬化を進めないためにも、朝に警戒が必要です」(樂木氏)

 実際に、図のように脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患は朝に起こりやすいことが分かっている。

循環器疾患の発症時刻

血栓性脳卒中、心臓突然死、心筋梗塞の発症時刻を24時間軸でプロットしたグラフ。どの疾患も午前6時~正午の間に発症件数がピークに達している。血圧も午前中にピークを迎えている。苅尾七臣 日本循環器学会2004「血圧モーニングサージ」2004.3.28.(Muller JE, et al. Circulation 1989;79:733-743.(改変))

 1日中血圧が高い人がこうした循環器疾患を起こすリスクと、家庭血圧だけが高い仮面高血圧の人のリスクは同程度だという。仮面高血圧には朝だけ高い人も、夜も朝も高い人も含まれているが、朝の血圧が高いことは、これらのリスクを全て内包する。つまり、朝の血圧を測れば、リスクの高い人が見つかりやすいのだ。

 「朝の血圧さえ低ければよいわけではなく、朝の血圧を下げれば総じて昼も夜も下がってくるだろうと期待できます。だから朝の血圧に注目することが大切なのです」(樂木氏)

*1 「高血圧治療ガイドライン 2019」(日本高血圧学会) *2 「早朝高血圧徹底制圧宣言2025」(日本高血圧学会)

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ストレスで胃がキリキリ、むかむか…そんなときに役立つ漢方を専門家から教わりました。症状別チャートで一目瞭然です!

>前編 胃腸の不調は「漢方」で底上げできる、体力・気力の衰えも改善

胃を整える漢方5つ、どう選ぶ?

 ストレスで胃が痛い、食後に胃がもたれる、胸焼けがする、食欲がイマイチ……。検査を受けても異常はないのに、こんな胃の症状が続くのが「機能性ディスペプシア(FD)」だ。ディスペプシアとは「消化不良」という意味。胃の働きが低下して、不快な症状が続く病態のことで、近年、増加傾向にある。「漢方は、このFDの改善によく効く」と聖マリアンナ医科大学客員教授の新井信氏は言う。

 胃の不調に効く漢方薬は多いが、今回は代表的な5つを新井氏に選んでもらった。ポイントは、胃の痛みの有無だ。

 胃痛がある場合は、「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」と「安中散(あんちゅうさん)」が候補となる。前者はキリキリしたり、キューッとしたりする痛みに、後者は慢性的に続く鈍痛に適している。

 一方、胃痛がない場合は、一番気になっている症状で選ぶといい。胃のあたりがむかむかしてげっぷが多い人には「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」が、ストレスが多く胃もたれやのどのあたりのつかえがある人には「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」が、疲れやすく食欲がないという人には「六君子湯(りっくんしとう)」が向いている。

グレリンを増やす六君子湯は世界でも注目

 今、世界中で非常に注目されている漢方薬が、六君子湯だという。

 「胃から分泌されるグレリンという食欲増進ホルモンの分泌を促したり、また動物試験の段階ではあるが長寿遺伝子のサーチュインを活性化したりするという報告もあり、エビデンスが最も多い漢方薬といえる。消化器の世界的な診断治療基準である『ローマ基準』では2016年の改訂で、この六君子湯が日本の伝統医学の治療薬として初めて紹介された。特にFDに対する治療効果が期待されている」と新井氏は話す。

 世界も認める漢方薬の効果。さて、あなたの胃の不調にはどの漢方薬が向くのだろうか。チャートで確認してみよう。

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今、医療や健康関連で注目すべきトピックスは? 気になる病気の新しい治療薬や治療法、その特徴は? 日経グッデイと日経ヘルスのコラボによるこの連載では、医療・健康に関する最新情報について、分かりやすく解説します。

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ストレスで胃がキリキリ、便秘やガスで毎日がどんより、胃もたれや下痢でメンタルまで低下……。みんながひそかに抱える、お腹の悩み。そんなときは漢方薬が力になってくれます。今回は専門家に教わった、胃腸の働きをよみがえらせる漢方薬の考え方を紹介します。

漢方の「胃腸の不調」は多岐にわたる

 食べるのが遅い、食後眠くなる、寒いと下痢をする、ウサギのようなコロコロ便が出る……。心当たりはないだろうか。実は漢方の観点からすると、これらは胃腸虚弱の立派なサイン。聖マリアンナ医科大学客員教授の新井信氏は、次のように話す。

 「胃腸が弱いことで起こる症状といえば、食欲不振や胃もたれ、胸焼け、下痢などが一般的だが、漢方が考える症状はもっと多岐にわたる。食べるのが遅いことや食後の眠気、さらには疲れやすさや筋力低下といった全身の症状も、胃腸の弱さや機能低下から起こることがある」

西洋医学では“症状”とみなされないような、ちょっとした変化も重視するのが漢方。上記以外に「温かい飲食物を好む」「数日間排便がなくても気にならない」「下剤をのむと腹痛や下痢を起こす」もサインに。(資料提供:新井氏、イラスト:二階堂ちはる)

 胃腸は食べたものを消化吸収する臓器だが、漢方ではそれ以上の意味を持つ。胃腸は「脾(ひ)」と呼ばれ、“気”を生み出す場所とされる。東洋医学では、生体は“気・血・水”の3つの要素で構成されており、これらに異常が生じると不調が起こると考えられる。“気”は、目には見えないが生命活動を維持する根源的エネルギーという位置づけだ。

根源的エネルギーの“気”、体内を流れて栄養を与える“血”、体を潤す“水”。これらは互いに影響しながら生体を構成し、バランスが崩れると不調が生じると考えられている。

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19年ぶりに改訂された大腸がんの検診ガイドラインにおいて「全大腸内視鏡検査」は推奨グレードが「C」とされた。しかし、内視鏡検査の分野は新たな臨床研究が複数進んでいるのと同時に、体内に挿入する内視鏡の技術も進化している。「痛くてつらい検査」という負のイメージは過去のものになり、多くの人が生涯に一度「全大腸内視鏡検査」を受けることで、高止まりしている日本の死亡率を大きく下げられる可能性も見えてきた。そんな「全大腸内視鏡検査」の最新情報を紹介する。

>前編 大腸がん死亡率は日本で最悪! 早期発見は便潜血検査から

内視鏡検査を1回受けるだけで死亡率が低下する可能性

 「全大腸内視鏡検査」は、肛門から内視鏡という電子スコープ(カメラ)を挿入し、肛門・直腸から大腸の一番奥(回腸末端)までを目で確認することのできる検査だ。国立がん研究センターが19年ぶりに改訂した「有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン2024年度版」では、まず「対策型検診」として「便潜血検査(免疫法)」を毎年受けることを推奨。グレードAとした。

 そして、全大腸内視鏡検査は、推奨グレードではCとなり、対策型検診でのスクリーニング目的では実施しないことが推奨されているが、精密検査としては重要なうえ、米国をはじめ推奨グレードAとしている国も多い。日本でも便潜血検査で「陽性」となった人には精密検査として全大腸内視鏡検査が一般的に行われている。必要な人が内視鏡検査までたどり着けば、日本の大腸がん死亡率を大きく減らせるはずだ。

 ガイドラインでは「全大腸内視鏡検査」を個人が自分の判断で「任意型検診」として人間ドックなどで受診することについても言及。「利益と不利益に関する適切な情報を医療者と検診対象者が共有し、検診対象者の判断を支援する」という条件付きで実施を認めている。つまり、個人が自ら選択して人間ドックなどで受診することは可能だ。

 国立がん研究センター中央病院・内視鏡センター長の斎藤豊氏は「全大腸内視鏡検査」を任意で受けることのメリットについて、「まず大腸の内側全体をカメラで確認することで便潜血検査では発見できないタイプのがんや前がん病変も発見可能であること」と解説する。また内視鏡は、リスクが高く将来「がん化」する可能性のあるポリープ(腺腫・前がん病変)を発見したとき、同時に切除(治療)することもできるので、大腸がんリスクの高い人では積極的な予防効果が期待できる。

全大腸内視鏡検査

肛門から内視鏡という電子スコープ(カメラ)を挿入し、大腸全体を目で確認する。(イラスト:PIXTA、画像提供:国立がん研究センター中央病院、撮影:斎藤豊氏)

 それに加えて「全大腸内視鏡検査」については有効性を評価するランダム化比較試験(RCT)が複数進行している。新たなガイドラインでも15年という長期にわたって全大腸内視鏡検査の有効性を調べる研究が進んでいることを紹介。観察8年目頃から介入群の死亡率低下を示す傾向が見られており、15年目の最終報告まで注視する必要があるという。

 斎藤氏は「科学的エビデンスが蓄積すれば、全大腸内視鏡検査の可能性がさらに広がります」と期待する。例えば米国では、2010年に医療保険制度改革法(通称オバマケア)が成立し、多くの人が10年に一度の「全大腸内視鏡検査」を無料で受けることが可能になり、結果として大腸がんの死亡率が大幅に低下したというエビデンスが得られている。

 斎藤氏は「米国の例から推測しても、日本人の多くが1回全大腸内視鏡検査を受けるだけでも日本の大腸がん死亡率は大きく下がると考えています。日本における問題点は、数少ない一部の患者さんがリピーターとして過剰に大腸内視鏡検査を受診している半面、一生に一度も検査を受けたことがない人が多いこと。それが進行大腸がんが減らない要因と推測されます」と話す。

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梅雨や台風などの時期に頭が痛くなるが、なかなかまわりに理解してもらえない──そんな人に朗報。気圧の変化・大量の雨・高い湿度は片頭痛の発生に「確かに関連がある」と、大規模データを用いた研究で分かりました。

「雨の日は頭が痛くなる…でも周囲に理解されない」という人に朗報です。(写真:PIXTA)

 「天気と頭痛の関連を実感している人は多いのですが、実はこれまで確固たる根拠となる論文はありませんでした」というのは、AIや頭痛を専門とする医師の勝木将人氏だ。

 2023年、勝木氏らは気圧予報による体調管理アプリ「頭痛ーる」チームと共同で、片頭痛が強く疑われるユーザー4375人のデータを解析。すると、天候と片頭痛の発生について関連が明らかになった(*1)。

 具体的には「気圧の変化、大量の雨、高い湿度が片頭痛に関連することが分かりました」と勝木氏は話す。

片頭痛の発生と関連していた気圧の変化

 気圧には、いくつかのパターンがあった。「気圧は『変化』が重要。下がることだけでなく上がることも影響を及ぼすようです。気圧の下がり方、上がり方も、1週間かけてゆっくり変化する場合もあれば、6時間で急激に変化する場合もあり、これも変化としています」と勝木氏は説明する。

気圧の変化

  • 低気圧
  • 6時間前と比較して大きな気圧低下
  • 朝6時の高気圧
  • 翌日朝6時に低気圧
  • 1週間かけて気圧が低いまま
  • 1週間かけて気圧が大きく低下
  •  ──が関わっていると分かった

    *1 Headache.2023 May;63(5):585-600

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    朝寝坊が多い。体がだるくて学校に行きたくないと言う。授業中に居眠りをする――。子供のこうした状況に悩んでいる親は少なくない。子供の睡眠障害は原因が分かりにくく、年齢によっても多様な問題がある。今回は大人とは事情が異なる「子供の睡眠障害」について考える。東京都立多摩北部医療センターで「小児睡眠障害外来」を担当する小児科部長の小保内俊雅氏に解説してもらおう。

    日本の子供の睡眠時間は、大人と同じくらい短い

    (写真:PIXTA)

     子供は大人よりも多くの睡眠時間を必要とする。厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠に関する推薦事項が「高齢者版」「成人版」「こども版」と3つに分けられており、それによると成人の睡眠推奨時間は個人差はあるものの「6時間以上」が目安となっているが、子供は「小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間」となっている。だが、実際はどうだろう。世の中の子供はこの推奨時間分、しっかり寝ているだろうか。

     世界的に見ると日本人の睡眠時間が短いことはよく知られているが、実は子供も例外ではない。17カ国・地域の乳幼児の睡眠時間を比較した研究によると、最も短いのは、やはり日本だった(*1)。小学生の平均就寝時刻は今世紀初頭から午後10時を過ぎており、中学生になると午後11時半となり、ほとんど大人と変わらないことも確認されている(*2)。

     心身が成長する時期にある子供の睡眠不足は、大人よりも深刻だ。例えば、「3歳のときの睡眠時間」と「中学1年生時点での肥満率」の関係を調べた研究がある。3歳のとき11時間以上眠っていた子供における中学1年生時点での肥満率は12.2%だが、睡眠が9時間台になると肥満率は15.1%、9時間未満になると20.0%に上昇する(*3)。つまり、3歳時点の睡眠時間が短いほど、中学1年生時点の肥満率が上昇することが分かる。

     「子供のときに睡眠不足だった子は太りやすくなり、結果として大人になってから糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症するリスクが高くなるわけです」と、東京都立多摩北部医療センターで小児睡眠障害外来を開いている小児科部長の小保内俊雅氏は説明する。

     また、子供の睡眠不足はメンタルにも影響する。米国で1万5659人の中高生を対象にした大規模な調査によると、午後10時までに就寝している子供に比べ、12時以降に就寝する子供のうつ病発症リスクは24%上昇するという(*4)。

    *1 Sleep Med. 2010 Mar;11(3):274-280. *2 Pharma Media. 2002 ;20:97-98. *3 医学のあゆみ 2007 ;20:833-836.

    *4 Sleep. 2010 Jan;33(1):97-106.

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    「健康Q&A」では、日経Goodayの連載や特集でおなじみの医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。2025年3月の回答者は、男性の性機能障害に詳しいプライベートケアクリニック東京 東京院院長の小堀善友先生です。

    プライベートケアクリニック東京 東京院院長の小堀善友先生Q&A

    前編

    • Q 1 射精しても快感がなくなりました 答え
    • Q 2 セックスしても射精に至りません 答え
    • Q 3 勃起はするけれど硬さが足りません 答え
    • Q 4 ED治療薬の使用で気をつけることは? 答え
    • Q 5 ED治療薬をのんでも途中で萎えてしまいます 答え
    • Q 6 AGA治療薬をやめたら勃起力は回復しますか? 答え
    後編 ←今回
    • Q 7 心臓病、前立腺肥大がある場合のEDの改善方法は? 答え
    • Q 8 PSAの数値が高い人が注意することはありますか? 答え
    • Q 9 DHEAの性機能障害への効果は? 答え
    • Q10 性器が小さくなってきたのは男性更年期のせいですか? 答え
    • Q11 適切なオナニーの頻度を教えてください 答え
    • Q12 夫とのセックスレスに悩んでいます 答え

    編集部:プライベートケアクリニック東京 東京院院長の小堀善友先生にお答えいただく今月の「健康Q&A」。後編最初の質問は、前立腺肥大症に関するお悩みです。

    心臓病、前立腺肥大症がある人のEDは改善できる?

    Q 7 心臓病を持ち、前立腺肥大もあります。数年前は朝立ちしていましたが、ここ1~2年はまったく機能せず、セックスレスです。将来の排尿障害も心配です。どうすれば改善するでしょうか?(68歳男性)

    編集部:心臓病と前立腺肥大症があり、ED(勃起障害)にもなったとのことです。

    小堀氏(以下敬称略):前立腺肥大症に使うザルティア(商品名)という薬があるのですが、有効成分はタダラフィルで、要するにED治療薬のシアリス(商品名)とまったく同じものなんですよ。

    編集部:すると、ザルティアをのめば、前立腺肥大症とEDのどちらも解決する可能性があるということでしょうか。

    小堀:はい。前立腺肥大による排尿障害が改善しておしっこもスッキリ出るようになりますし、勃起もするようになります。

     ただ、この質問者さんは心臓病があるということです。心臓病の種類によってはザルティアが使いづらい場合もあるので、そこは主治医と相談していただくのがいいと思います。

    編集部:ザルティアが使いにくい心臓病というと、何が考えられるのでしょうか?

    小堀:虚血性心疾患ですね。狭心症などでニトログリセリンのような硝酸薬を使っている場合、ザルティアは使えません。併用すると血圧が下がりすぎてしまうのです。

    編集部:その場合はどうしたらいいですか?

    小堀:現状、EDの薬物治療は難しいです。ただ、排尿障害だけであれば、アルファブロッカーなど一般的な前立腺肥大症の治療薬を使えばいいと思います。狭心症であっても、ステントを入れている、バイパス手術をしたなど、硝酸薬を使っていなければザルティアを使える場合も十分にあります。

    A 7 ザルティアという前立腺肥大症の薬はED治療薬のシアリスと同じタダラフィルが使われているので、前立腺肥大症とEDの両方に効果が期待できます。ただし、虚血性心疾患でニトログリセリンのような硝酸薬をのんでいる人はザルティアを使えないので、主治医に確認しましょう。

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    「健康Q&A」は、医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場、あなたの疑問やお悩みに答える連載です。

     ふとしたはずみに便を漏らしてしまう、肛門に痛み・かゆみがある、便秘がつらい…。そんな便や肛門についての悩みを、多くの人が抱えています。デリケートな悩みゆえに誰にも相談できず、1人で悩んでいる人も少なくないでしょう。

     そのお悩みについて、消化器科・肛門外科医で赤羽根医院 副院長の赤羽根拓弥先生に聞いてみませんか。 赤羽根先生は、帝京大学医学部附属病院外科下部消化器外科に入局し、手術や内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)をはじめ、多数の消化器疾患を診療。その後、国内屈指の大腸肛門病専門病院である所沢肛門病院で多数の肛門手術、大腸内視鏡検査を行ってきました。書籍『カラダのすべてを肛門は知っている』(カンゼン)の監修も手がけています。質問は匿名ででき、回答は2025年7月に記事で紹介します。

    <質問例> ・排便のとき肛門が切れて出血します。病院に行ったほうがいいでしょうか。 ・肛門がかゆいのですが、病気でしょうか? ・たまに便が漏れるようになりました。どんなセルフケアや治療が必要ですか? ・少ない量の排便が多く続きます。問題ありませんか? ・立ち上がった時などにおならが出ることが増えました。 ・野菜を食べるようにしていますが便秘が治りません。何が悪いのでしょう。 ・温水洗浄便座の正しい使い方は? ・切れ痔は市販の薬で治せますか? 受診すべきかの見極め方は?

     以下のページからご質問をお寄せください。回答記事は2025年7月に掲載します。(日経Goodayマイドクター会員(有料)の記事として公開します)

    ➡ 肛門やお尻の病気に詳しい赤羽根拓弥先生への質問・相談募集 (質問募集期間:2025年5月19日~2025年6月25日、早めに募集を終了することがあります)

    【痛風・高尿酸血症に関する質問】

     痛風発作がつらい、尿酸値が高めだけれどどうしたらいいか分からない…。そんな痛風や高尿酸血症についての悩みを抱えている人も多いことでしょう。

     そのお悩みについて、痛風や高尿酸血症治療のエキスパート、両国東口クリニック理事長の大山博司先生に聞いてみませんか。 大山先生は、6000件を超える痛風・高尿酸血症医療相談に回答されており、過去には日経Goodayの特集にもご登場いただいております。質問は匿名ででき、回答は2025年8月に記事で紹介します。

    <質問例> ・どれくらいの尿酸値になったら、治療したほうがよいでしょうか。 ・尿酸値は高めですが、薬をのんでいればお酒を飲んでもいいでしょうか。 ・プリン体が多いビールではなく、ハイボールにすれば尿酸値は上がりませんか。 ・プリン体の多い食事を避けているのにもかかわらず、尿酸値が上がるのはなぜですか? ・尿酸降下薬は、一生のみ続けないといけませんか? ・なぜか大事なイベントの前日や当日になると痛風発作が起こります。原因は何ですか? ・痛風発作の痛みに耐えられません。発作時に早く治すポイントはありますか。 ・短期間で痛風発作を繰り返すようになりました。どうしたら改善できますか。

     以下のページからご質問をお寄せください。回答記事は2025年8月に掲載します。(日経Goodayマイドクター会員(有料)の記事として公開します)

    ➡ 痛風・高尿酸血症に詳しい大山博司先生への質問・相談募集 (質問募集期間:2025年5月30日~2025年7月1日、早めに募集を終了することがあります)

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    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

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    「健康Q&A」は、医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場、あなたの疑問やお悩みに答える連載です。

     ふとしたはずみに便を漏らしてしまう、肛門に痛み・かゆみがある、便秘がつらい…。そんな便や肛門についての悩みを、多くの人が抱えています。デリケートな悩みゆえに誰にも相談できず、1人で悩んでいる人も少なくないでしょう。

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    <質問例> ・排便のとき肛門が切れて出血します。病院に行ったほうがいいでしょうか。 ・肛門がかゆいのですが、病気でしょうか? ・たまに便が漏れるようになりました。どんなセルフケアや治療が必要ですか? ・少ない量の排便が多く続きます。問題ありませんか? ・立ち上がった時などにおならが出ることが増えました。 ・野菜を食べるようにしていますが便秘が治りません。何が悪いのでしょう。 ・温水洗浄便座の正しい使い方は? ・切れ痔は市販の薬で治せますか? 受診すべきかの見極め方は?

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    【痛風・高尿酸血症に関する質問】

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     そのお悩みについて、痛風や高尿酸血症治療のエキスパート、両国東口クリニック理事長の大山博司先生に聞いてみませんか。 大山先生は、6000件を超える痛風・高尿酸血症医療相談に回答されており、過去には日経Goodayの特集にもご登場いただいております。質問は匿名ででき、回答は2025年8月に記事で紹介します。

    <質問例> ・どれくらいの尿酸値になったら、治療したほうがよいでしょうか。 ・尿酸値は高めですが、薬をのんでいればお酒を飲んでもいいでしょうか。 ・プリン体が多いビールではなく、ハイボールにすれば尿酸値は上がりませんか。 ・プリン体の多い食事を避けているのにもかかわらず、尿酸値が上がるのはなぜですか? ・尿酸降下薬は、一生のみ続けないといけませんか? ・なぜか大事なイベントの前日や当日になると痛風発作が起こります。原因は何ですか? ・痛風発作の痛みに耐えられません。発作時に早く治すポイントはありますか。 ・短期間で痛風発作を繰り返すようになりました。どうしたら改善できますか。

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    運動は健康にいいだけでなく、「見た目の若返り」にも効果を発揮することが最新研究から明らかになってきた。特に筋トレも組み合わせると効果が期待できる。では、具体的にどんな筋トレを実践すればいいのだろうか。立命館大学スポーツ健康科学部・研究科教授の藤田聡氏は、「運動は老化にともなって進む体内の炎症を抑制します。ジムに行かなくても、自重で行うスクワットなどでも抗炎症効果が期待できます」と話す。藤田氏直伝の筋トレメニューを教えていただこう。

    >前編 「筋トレ」は肌の若返りにも効く? 最新研究で分かった効果

    若返りのために行うべき運動レベルは「ちょっときつめ」

     運動をしている人は若々しく見える――。運動が健康維持に重要なのは言うまでもないが、それだけでなく「見た目」にも影響することが立命館大学スポーツ健康科学部・研究科教授の藤田聡氏らの研究で明らかになった 詳しくは前編を参照

     藤田氏らは、週2回の有酸素運動、または筋トレを4カ月行うという研究によって、

    ◎有酸素運動群、筋トレ群ともに老化にともなって失われる皮膚の弾力性が改善する ◎筋トレ群でのみ、真皮の厚み(加齢にともない薄くなり、シワやたるみの原因となる)が改善する

    ということを世界で初めて明らかにした。健康維持に加えて「見た目も若く見える」のであれば、「がんばってみようかな」と思う人も少なくないだろう。

    (写真:PIXTA)

     実際に「どんな運動を、どのくらい」行えば効果が得られるのだろうか。前回も紹介したが、藤田氏の研究で肌の老化抑制効果が明らかになったのは、以下の運動を週2回、4カ月にわたって行った結果だ。

    運動の内容

    • 有酸素運動群:その人の最大心拍数の65~70%で自転車こぎを30分。持久力の向上が認められるちょっときついぐらいの強度の運動。
    • 筋トレ群:上半身から下半身にわたる全身の筋トレ6種類(レッグカール、レッグエクステンション、アームカール、ローイング、ショルダープレス、チェストプレス)それぞれについて、その人の挙げられる最大重量を算出し、最初は50%からスタートし、徐々に負荷を高めて最終的に75~80%の負荷量で10回×3セット。休憩を入れながら、合計30~40分程度の運動。

     「有酸素運動ではそれぞれの人の最大心拍数の65~70%としました。これは、自転車こぎのペダルの重さをその人に合わせたレベルで調整し、30分間テレビを見ながらでもできる程度のきつさです。一方、筋トレは、その人が1回しか持ち上げられない重さを100%としたとき、その75~80%の負荷の運動を10回繰り返してもらうもので、10回目にはもうきつくて挙がらない、というレベルになります。マシンを使い休憩を入れながら、これを3セットやっていただきました」(藤田氏)

     藤田氏はこれらの運動レベルを「ちょっときつめ」と表現する。有酸素運動は何とか実践できそうなレベルだが、筋トレのほうは、週2回とはいえ、“ガチ”なレベルだ。

     藤田氏の研究では、筋トレによって、肌の弾力性が増すだけでなく「真皮が厚くなる」という、見た目の若さを高めるプラスαの効果が得られることが分かっている。ぜひ筋トレも行いたい。しかし、過度な負荷運動は「やれない」「やりたくない」「つらくて続かない」…という人が多いだろう。実践しやすい「ほどよい筋トレ」とはどのようなものなのだろうか。

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    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

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    人生100年時代に突入した現代、「老化は病気」という概念が打ち出され、アンチエイジング研究は日進月歩で進んでいる。本連載では、さまざまな角度から「アンチエイジング」に役立つ最新研究の知見を紹介し、健康長寿の秘訣を探っていく。

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    健康・医療のエキスパートが月替わりで登場して、読者の皆さんの質問に回答する人気連載「健康Q&A」。2025年7月の回答者は、便、痔、肛門の痛みなど「肛門、お尻の悩み」に詳しい赤羽根拓弥先生です。このテーマに関して悩んでいること、 先生に聞いてみたいことがある方は、ぜひご質問をお寄せください!

     便漏れ、痔、おなら、肛門の痛みなど「肛門・お尻に関する悩み」は、人に相談しづらいもの。1人で悩んでいる人も少なくないと思います。 そのお悩みについて、消化器科・肛門外科医で赤羽根医院 副院長の赤羽根拓弥先生に聞いてみませんか。

      赤羽根先生は、帝京大学医学部附属病院外科下部消化器外科に入局し、手術や内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)をはじめ、多数の消化器疾患を診療。その後、国内屈指の大腸肛門病専門病院である所沢肛門病院で多数の肛門手術、大腸内視鏡検査を行ってきました。書籍『カラダのすべてを肛門は知っている』(カンゼン)の監修も手がけています

     便漏れ(便失禁)、便秘、痔、おなら、肛門の痛み・かゆみ、温水洗浄便座の使い方など、排便や肛門、お尻に関することでご質問、疑問がある方はこの機会にぜひ赤羽根先生に質問をお寄せください。質問は匿名ででき、回答は2025年7月下旬に記事で紹介します。

    赤羽根先生への質問はこちらからどうぞ↓↓↓

    質問の投稿ページ

    ※質問募集期間:2025年5月19日~2025年6月25日  都合により受付終了が早まることもございます。あらかじめご了承ください。

    【質問例】(以下と似た質問でも構いません)

    !ご注意!

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    • 「あなたの症状に合う薬は〇〇です」など、医師の診断行為に該当するような個別・具体的な回答はできません。また、寄せられた質問のすべてに回答する企画ではございませんのであらかじめご了承ください。
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    健康・医療のエキスパートが月替わりで登場して、読者の皆さんの質問に回答する人気連載「健康Q&A」。2025年8月の回答者は、痛風や高尿酸血症に詳しい、両国東口クリニック理事長の大山博司先生です。このテーマに関して日ごろから疑問に思っていること、聞いてみたいことがある方は、ぜひご質問をお寄せください!

     大山先生は6000件を超える痛風・高尿酸血症の医療相談に回答されており、過去には日経Goodayの特集 尿酸値を抑え、痛風を回避! にもご登場いただいております。

     「痛風」「高尿酸血症」などに関する疑問のある方は、ぜひこの貴重な機会に質問をお寄せください! 回答記事は2025年8月に掲載いたします。

    大山先生への質問はこちらからどうぞ↓↓↓

    質問の投稿ページ

    ※質問募集期間:2025年5月30日~7月1日  都合により受付終了が早まることもございます。あらかじめご了承ください。

    【質問例】(以下と似た質問でも構いません)

    大山博司(おおやま ひろし)氏 両国東口クリニック理事長

    認定痛風医。帝京大学医学部卒業。帝京大学医学部第二内科、田島病院院長などを経て、2001年に両国東口クリニックを開設、2005年より現職。専門は、痛風、リウマチ。1997年に「痛風ホームページ」を開設、6000件を超える痛風・高尿酸血症医療相談に答えている。厚生労働省の委託研究としてインターネットヘルスケアとセキュリティについての研究報告のほか、インターネットの医療利用についての報告も行っている。近著は『図解ですぐわかる 自力で下げる!尿酸値』(河出書房新社)

    !ご注意!

    • 質問はどなたでも可能ですが、回答記事を閲覧できるのは、日経Goodayマイドクター会員(有料会員)のみです。マイドクター会員についての詳細は、こちらをご覧ください。
    • 「あなたの症状に合う薬は〇〇です」など、医師の診断行為に該当するような個別・具体的な回答はできません。また、寄せられた質問のすべてに回答する企画ではございませんのであらかじめご了承ください。
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    日経Goodayは、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」と題して、ウェビナーを開催します。マイドクター会員の皆さまを無料でご招待(事前登録制)。ぜひ奮ってご参加ください。

    (背景イメージ画像:78art/stock.adobe.com)

     皆さんは、医療機関にかかりたいとき、迷うことはありませんか? そして、「かかりつけ医」をお持ちですか?

     実は、医療に関する意識調査でも、「かかりつけ医がいる人」は56.9%と半数を超えていますが、42.3%の「いない人」は、「探す方法が分からない」「都度、受診する医療機関を選んでいる」といった理由を挙げています(日本医師会総合政策研究機構「第8回 日本の医療に関する意識調査(2023年11月に実施)」による)。

     忙しいときほど、適切な医療機関をさっと見つけて、速やかに受診したいものです。また、ときには、適切な医療機関の探し方ができているか不安になることもあるでしょう。最近は、デジタルツールが増えてきて医療機関を探しやすくなってきましたが、まだうまく取り入れられていない人もいるかもしれません。

     そこで、日経Goodayでは、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」と題して、日経ビジネスLIVEと共同でウェビナーを開催します。2025年7月3日(木)17時から開催予定、Zoomによるライブ配信となります。

     講師は、呼吸器専門医・アレルギー専門医・内科認定医の折茂圭介氏です。医療機関にかかりたいときに知っておきたい知識、賢く医療機関にかかるヒントを凝縮してお伝えします。かかりつけ医の選び方やコミュニケーションのコツなども伝授します。

     日経Goodayマイドクター会員の皆様は無料で視聴できます。事前登録制の先着順になりますので、ぜひ、下記の申し込みページからご登録ください。

    ウェビナー開催、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」

    ■開催日:2025年7月3日(木) 17:00~18:00(予定、開場はセミナー開始10分前から) ■テーマ:間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~

    ■講師:折茂圭介氏(呼吸器専門医・アレルギー専門医・内科認定医)

    プロフィール:東北大学医学部卒。東京都立駒込病院での初期研修を経て東京女子医科大学呼吸器内科入局。大学院で国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー感染研究部に国内留学。博士課程修了後、同研究室で研究員として勤務。専門は呼吸器内科学、特に喘息をはじめとするアレルギー学。Ubie株式会社にて、一般向けサービス症状検索エンジン「ユビー」の開発等に携わる。

    ■聞き手:鈴木陽子(日経Gooday編集長) ■司会:原田寧々(日経Gooday記者) ■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信) ■主催:日経Gooday、日経ビジネス ■受講料:日経Goodayマイドクター会員(有料)の皆様、日経ビジネス電子版の有料会員の皆様、雑誌「日経ビジネス」購読の皆様は無料で視聴できます(いずれも事前登録制、先着順)。

    無料視聴を希望でまだ日経Goodayマイドクター会員でない方は、こちらから会員登録(月額894円、初月無料)をした上で、次のページから参加をお申し込みください。 日経Goodayマイドクター会員にならずにウェビナー視聴をご希望の方は、3300円(税込)で視聴可能です。こちらから参加をお申し込みください。 日経ビジネス電子版の会員の方は、こちらのページに移り、お申し込みください。 雑誌「日経ビジネス」購読の方は、2025年6月23日号をご覧になって参加をお申し込みください。

     ウェビナーへの参加の申し込みは、次のページからどうぞ  (マイドクター会員の方はログインしてお進みください)

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     日ごろから日経Goodayをご愛読いただき、ありがとうございます。

     皆さんは、日ごろ受けている健康診断や人間ドックの結果をどのように管理していますか。紙の状態で提供された健診結果を保管している人が多いかもしれません。

     そこで、日経Goodayの提携サービスのアプリ「ヘルス×ライフ」を使って、健診結果をデジタルデータとして管理する方法を紹介します。

    紙の健診結果のデータを無償で取り込める

     ヘルス×ライフには、健康診断のデータを一元管理できる機能があります。健診結果の検査値は自分で登録することもできますが、健診結果を写真に撮って送れば自動入力してくれるサービスがあるので、活用するといいでしょう。もちろん無料で利用できます。

     健診結果を入力しておくと、すぐにアプリで確認することができます。また、生活習慣病のリスクがどの程度あるのかをグラフで表示する機能があるので、自分の健康管理に役立てることができます。

    【1】健診結果を撮影する

    【2】「入力依頼」を選択して、健診結果の画像をメールで送信する

    あなたの健康をサポートする総合健康アプリ「ヘルス×ライフ」

     健康管理ができるアプリ「ヘルス×ライフ」は、iPhoneとアンドロイドの両方のスマートフォンで利用可能です。

     その日の歩数を表示するほか、日々の体重、血圧、体温などのデータを入力していくと、グラフにして変化を「見える化」できます。日々の変化をチェックすることは、ダイエットはもちろん、高血圧、脂肪肝などの生活習慣病対策としても重要です。アプリから、日経Goodayの最新記事を読むこともできます(マイドクター会員限定の記事は会員登録とログイン手続きが必要)。

    ◇     ◇     ◇

     健康管理の基本は「自分の健康状態を正しく把握する」こと、そして「日々の管理を継続する」こと。病気の予兆を早めに知ることにつながります。そのパートナーとして「ヘルス×ライフ」をご活用ください。

    ヘルス×ライフ ダウンロードページ

  • Android版:Google Playのページへ
  • iPhone版:App Storeのページへ
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    ビジネスでも、プライベートでも、「酒」が同席する機会は少なくない。ましてや日本の文化に「酒」はなくてはならないもの。祝い酒、嬉し酒、やけ酒、涙酒…。「アルコールはガソリン!」という“超・左党”たちから、「アルコールとは時々仲良し」という“準・左党”たちまで、皆に役立つ酒と健康の最新科学を贈る! (タイトル題字:葉石かおり)

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     日経Goodayでは日々、新しい健康・医療情報をお届けしています。その中で、読者のみなさまが今、最も気になっているテーマ、例えば、「大腸がん」「脂肪肝」「痛風・尿酸値」「男性ホルモン」などに関する多数の記事の“エッセンス”をすばやく知りたい――。そんなニーズにお答えする新サービスを開始します。

     それが「テーマ別特集」です。毎月、読者のみなさまの関心が高かったテーマをチョイスし、特に好評だった記事のポイントを編集部でピックアップしてお届けします。そのテーマ、ジャンルについて知っておくべきことが、この記事を読むだけですべて把握できます。さらに、そのテーマに関する記事一覧もご用意しました。ご活用ください。

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