【○2軍虎将トーク】阪神・平田勝男2軍監督「格の違いを見せてくれた」と伊藤将、前川、豊田らを絶賛 負傷交代した栄枝は「ちょっと心配だな…」
(みやざきフェニックス・リーグ、阪神3ー0ロッテ、21日、都城)阪神はロッテに3ー0で勝利。先発した伊藤将司投手(29)は5回2安打無失点の好投を見せた。打線では、この日合流した前川右京外野手(22)、豊田寛外野手(28)、栄枝裕貴捕手(27)がいずれも安打を記録。しかし二回に決勝二塁打を放った栄枝が、四回の第2打席で死球を右手首付近に受けて負傷交代した。平田勝男2軍監督(66)の主な一問一答は以下の通り。
ーー主力レベルがいるロッテ打線に投手陣が無失点
「いや、(伊藤)将司よかったよ。ボールのキレも、際どいコースにも投げてたし。久しぶりに見たけど、球のキレもコントロールも良かったんじゃない」
ーー本人も『久しぶりに5回以上投げられた』と
「今日は天気もね、心配されてたけど、投げられてほんと良かったし。将司本来のボールのキレもあった」
ーー日本シリーズを見据えて
「これからもう最後のシリーズなんで。そのための準備っていうの。だからね」
ーー工藤も好投
「工藤もスライダーはまあまあ空振り取れるというところで、最後にフォークを投げて、狙って三振取ってるよ。木下にしても、ツーシームの精度っていうところ。最後の津田もウイニングショットのフォークっていうところを課題にしてる。みんなそういうところを課題に、今日もしっかり取り組んでるなという、そういう姿勢が見えたよな」
ーー前川は日本シリーズに向けて状態を上げていく
「もちろんみんな、まだ40人枠とか発表されてないでしょ。前川だけじゃなくて、豊田にしても栄枝にしても、試合に出るために来てるんだから。ここにいる選手たちも含めてよ。最後のやっぱり日本一をかけたね、ゲームに登録でされるようにっていうか、出た時にね、活躍できるようにやっぱり来てるんでね」
ーー合流した選手たちは軒並み結果を残した
「やっぱりそこは今きてる選手たちとは違うわな。こうやって4人来てくれたら、やっぱりちょっとレベルが違うなっちゅうのを見せてくれるんで、ありがたい。もうね、見慣れてたもん。だんだんレベル的にちょっと低く見てたんでね。でもそれは当然、若い選手たちのそういう場なんで。ところが、やっぱり4人来たら、ちょっとやっぱり違うっていう。格の違いを見せてくれたんで、またあと残り4試合。今の若い子たちも、やっぱりちょっと違うなって感じたと思う。それを見せてくれただけでも、彼らは日本シリーズに向けてだけど、このフェニックスの残り4試合にとってもすごくいい刺激になった」
ーー栄枝が死球で交代。状態は
「いやいや、まだなんとも報告は来てないんで、ちょっと心配だな。そこはね、うん」
ーー前川、豊田らは帯同を続けるか
「そういうところはまだまだ未定なんで。とりあえずしっかりゲーム勘っていうかね、そういう調整じゃないな、彼らは。ゲームに出て、調子を上げていくという、そういうとこです。まだまだそういうのは未定です」
ーー明日の先発は
「明日、門別が来ます。うん、これもまたね、やっぱり短期決戦とかになるとね、誰がラッキーボーイになるかわからないんで、うん、楽しみだよな」