シャープ製スマートウォッチの驚きの新機能、手首に着けているだけでわかるという摂取カロリーの数値は正確!?(アスキー)
シャープが7月に発売した「からだメイト Watch」をテストしています。着けているだけで、食べ物による摂取カロリー量がわかるという画期的な機能が注目されているスマートウォッチです。価格は5万9400円。前回に続く、レビューの2回目は(全4回を予定)、その摂取カロリー自動測定機能を掘り下げてみました。 【もっと写真を見る】
そもそも手首にスマートウォッチを着けているだけで 摂取カロリーがわかる仕組みは? からだメイト Watchには「生体電気インピーダンスセンサー」というものが搭載されています。そこから微弱な電気が流れ、手首から体内の変化が検知される仕組みです。 食べたものが栄養素に分解されると、体内の細胞がブドウ糖を吸収し、水分が排出されます。生体電気インピーダンスセンサーが細胞内外のそうした変化を捉えて、摂取カロリーが推算されるとのこと。 この測定には、生体データの解析に実績がある米HEALBE社の「FLOWテクノロジー」という特許技術が用いられています。摂取カロリー量を推算するアルゴリズムは、米カリフォルニア大学と中国の広州赤十字病院での検証研究において約89%の精度が認められたそうです。 なお、食事が体内に吸収されるまでには5〜9時間程度かかり、食事内容によっては10時間以上かかることもあるので、正しく測定するには常時着用が原則です。 と言っても、充電はしなくてはなりません。そこで、摂取カロリーが記録されるタイミングに傾向はないものかとデータを振り返ってみましたが、就寝時は少なくなる傾向はあるものに、割と継続的に記録されていました。なので、筆者はウォッチを外す入浴時に充電しています。からだメイト Watchは防水(5ATM・IPX8)に対応し、ハンドソープでの洗浄にも対応していますが、入浴時は外すべきだと考えています。 自分で記録している食事カロリー量と比べてみたところ これならまずまず信用できるのではないか? 摂取カロリーを把握するために、食事を記録している人は少なくないでしょう。筆者は「あすけん」というアプリを使って、食事のカロリー量を記録しています。 そこで、「あすけん」で記録した食事のカロリー量と、からだメイト Watchで測定された摂取カロリー量を比較してみました。 食品のカロリー量は含まれる食材や量によって変わります。なので、「あすけん」での記録もあくまでも目安値です。また、食べたものの全てが体内に吸収されるわけではないので、摂取カロリー量が食事カロリー量より少なくなることは想定していました。 ですが、実際には摂取カロリー量が上回る日もありました。食事が栄養素として吸収されるまで時間がかかることは先述しましたが、夜に食べたものが就寝時に吸収され、翌日のデータに記録されるというズレもあるはずです。 それぞれの数値の関係性を可視化するためにグラフにしてみました。青い線が「あすけん」に記録した食事カロリー量、緑がからだメイト Watchで測定された摂取カロリー量です。 それぞれの数値が近づいたり、開いたりというバラツキは結構あるものの、波というかリズムは重なっていました。なので、からだメイト Watchのデータの精度は信用できるように思います。いや、もともと信用していたんですけどね。 発表会では、使い始めた当初は計測値が不安定で、徐々に補正されていくということも聞きました。引き続きテストしたいと思っています。