藤田譲瑠チマが千金アシスト、シントトロイデンは谷口彰悟も復帰して残留決定!! コルトレイクは角田痛恨ロスト響き2部降格

MF藤田譲瑠チマが同点弾をアシスト

 シントトロイデンは10日、ベルギー・リーグ1部残留を争うプレーオフ3の最終節でコルトレイクと2-2で引き分けて残留を決めた。一方のコルトレイクは2部降格が決まった。

 この試合は日本人9選手がメンバー入り。シントトロイデンはGK小久保玲央ブライアン、DF小川諒也、MF 伊藤涼太郎、MF藤田譲瑠チマが先発出場し、コルトレイクは最終ラインにDF角田涼太朗とDF藤井陽也が並んだ。

 前半5分、角田が最終ラインで痛恨のボールロスト。シントトロイデンが速攻を仕掛けてMFアドリアーノ・ベルタッチーニのゴールで先制に成功した。ただコルトレイクは同8分に追いつくと同21分にはDFナジェル・メッサトウのゴールで逆転した。

 それでもシントトロイデンは前半37分、右に流れた藤田がベルタッチーニからのパスをダイレクトでゴール前に蹴り込むと、藤井の頭上を越えたボールをMFロイク・ラプッサンが頭で合わせて同点。藤田は今季公式戦4アシスト目となった。

 シントトロイデンは後半43分にMF山本理仁とDF谷口彰悟を投入。怪我明けの谷口は昨年11月8日以来の出場となった。試合はそのまま2-2で終わり、両チームの明暗が分かれる形に。なおシントトロイデンのFW小森飛絢はベンチ入りも出番は訪れず、ジェフユナイテッド千葉から1月に加入した今季は公式戦5試合の出場で17分のプレータイムにとどまった。

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データ提供:Opta※大会の公式記録と異なる場合があります

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