「自分のプレーを」岩井明愛が3位発進 古江彩佳、馬場咲希4位 トップ20に日本勢8人

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 初日（6日）◇シービュー ベイコース（ニュージャージー州）◇6263yd（パー71）

米ツアールーキーの岩井明愛が7バーディ、1ボギー「65」で回り、6アンダー3位で滑り出した。トップ3発進は首位で飛び出した2月「ホンダLPGA」以来となった。

2m強のパットを沈めた2番からの2連続バーディで前半に勢いづいた。「6mぐらいのバーディパットが入ってくれたのでいいスコアで回れた。先週も状態は良かったけれど、結果に繋がらなくて悔しかった（全米女子オープンで45位）。ショットもミスはあるけれど、きょうはその数が少なかった」と振り返った。

予選ラウンドは妹の岩井千怜と同組に入った。4月「JMイーグルLA選手権」（3R）以来、米ツアーでは2度目。「プレーが始まっちゃうと自分に集中するので、(千怜のことは)そんなに気にならない。あしたも自分のスイングをして、自分のプレーをしていきたい」。今季はここまで9試合に出場し、惜敗の2位が2回。2週前の「リビエラマヤオープン」では千怜の優勝を見届けた。年間2試合の3日間大会で初勝利を目指す。

ともにツアー1勝のエリザベス・ゾコルとイ・イルヒ（韓国）が8アンダーの首位につける。

8人が並ぶ4打差の4位に前年大会2位の古江彩佳、ルーキーの馬場咲希が入った。古江は1イーグル4バーディ、1ボギー、馬場は7バーディ、2ボギーでともに「66」。馬場はツアー初のトップ5発進となった。

4月のメジャー「シェブロン選手権」を制した西郷真央、3月「ブルーベイLPGA」を制した竹田麗央が「67」で4アンダー12位。今季1勝の岩井千、吉田優利、山下美夢有が「68」で、世界ランク2位のジーノ・ティティクル（タイ）らと同じ3アンダー20位で滑り出した。

西村優菜が「70」で1アンダー48位。前週「全米女子オープン」7位の渋野日向子、世界ランク1位のネリー・コルダは「71」でイーブンパー65位。勝みなみは「73」で2オーバー103位で初日を終えた。