ドジャース延長11回の死闘制しWS2連覇!山本由伸が9回途中から登板し優勝投手/詳細
<ワールドシリーズ:ブルージェイズ4-5ドジャース>◇第7戦◇1日(日本時間2日)◇ロジャーズセンター
ドジャース大谷翔平投手は「1番投手兼DH」で先発出場。二刀流で3勝3敗で迎えたワールドシリーズ最終決戦に臨んだ。10月28日の第4戦以来、中3日の登板。3回1死一、三塁で4番ビシェットに先制3ランを浴び、2回1/3を5安打3失点で降板した。
4回裏にはドジャース・ロブレスキがヒメネスに死球を与えたところで、両軍がグラウンドになだれこんで乱闘騒ぎとなった。
大谷は第1打席から中安、左飛、右安、四球、左飛。
ドジャースは9回表、9番ロハスのソロ本塁打で4-4の同点に追いついた。9回裏1死一、二塁から山本由伸が登板。カークに死球で1死満塁となったが、抑えて延長戦に突入した。山本は10回も続投し、無失点に抑えた。
ドジャースは11回表にスミスが勝ち越しソロ本塁打を放った。山本は11回も続投。1死一、三塁のピンチも遊ゴロ併殺に抑えて劇的幕切れ、優勝投手となった。ドジャースは球団初のワールドシリーズ2連覇を飾った。山本はワールドシリーズMVPに輝いた。
- ワールドシリーズのMVPに輝きトロフィーを掲げる山本由伸と、連覇に沸くドジャースの選手たち(AP)
- ワールドシリーズ連覇の瞬間、マウンドの山本由伸のもとで喜びを爆発させるドジャースの選手たち(ロイター)
- ワールドシリーズ第7戦 9回に登板したドジャース山本由伸(AP)
大谷翔平第6打席
11回1死
ブルージェイズ投手は右腕ビーバー
二塁ゴロに倒れた。2番スミスが左翼に勝ち越し本塁打を放った
- ワールドシリーズ第7戦の延長11回、勝ち越し本塁打を放ったスミス(中央)を迎えるドジャース大谷翔平ら(ロイター)
大谷翔平第5打席
9回1死
ブルージェイズ投手は右腕ホフマン
9番ロハスが起死回生の同点ソロ。大谷は左飛に倒れた。
- ドジャースのロハスはブルージェイズ戦9回に同点ソロ本塁打を放つとガッツポーズ(AP)
- ドジャースのロハスはブルージェイズ戦9回に同点ソロ本塁打を放つとガッツポーズ(AP)
- ブルージェイズ戦の9回、ロハスの同点ソロを喜ぶドジャース大谷(共同)
大谷翔平第4打席
7回無死
ブルージェイズ投手は右腕イーサベージ
カウント3-1から四球を選び出塁。後続が倒れてドジャース無得点
- ブルージェイズ対ドジャース 7回表ドジャース無死、四球を選ぶ大谷(撮影・菅敏)
大谷翔平第3打席
5回1死一塁
ブルージェイズ投手はシャーザーから右腕バーランドに継投
2ストライクからナックルカーブをとらえ、ゴロで右前安打。1死一、二塁にチャンスを広げたが、ドジャースは無得点。
- ブルージェイズ対ドジャース 5回表ドジャース1死一塁、右前打を放つ大谷(撮影・菅敏)
- ブルージェイズ対ドジャース 5回表ドジャース1死一塁、右前打を放つ大谷(撮影・菅敏)
大谷翔平第2打席
3回2死
ブルージェイズ投手は右腕シャーザー
初球チェンジアップをとらえ、左中間への強い打球も左飛に倒れた
- ワールドシリーズ第7戦 ブルージェイズ対ドジャース 3回表ドジャース2死、左直に倒れる大谷(撮影・菅敏)
大谷翔平第1打席
1回無死
ブルージェイズ投手は右腕シャーザー
カウント2-1からチェンジアップをうまくとらえて中前安打。1死二塁から犠飛で三塁へタッチアップで走ったが、ドジャースは無得点に終わった
- ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース無死、中前打を放つ大谷撮影・菅敏)
- ブルージェイズ対ドジャース 1回表ドジャース無死、中前打を放つ大谷撮影・菅敏)
- ブルージェイズ対ドジャース ブルージェイズ先発シャーザー(撮影・菅敏)
4回裏
ドジャース・ロブレスキがヒメネスに死球を与えたところで、両軍がグラウンドになだれこんで乱闘騒ぎとなった。
- ブルージェイズ対ドジャース 4回、もめる両軍(撮影・菅敏)
- ブルージェイズ対ドジャース 4回、もめる両軍(撮影・菅敏)
大谷翔平3回
1番スプリンガー 左前打
2番ルークス 投犠打で1死二塁
3番ゲレロ 暴投で1死三塁。ゲレロは申告敬遠で1死一、三塁
4番ビシェット 初球スライダーを打たれ、バックスクリーン左へ先制3ラン。大谷はうなだれる。ここで降板した。
- ブルージェイズ対ドジャース 3回裏ブルージェイズ1死一、二塁、ビシェットに先制の3点本塁打を打たれ、肩を落とす大谷(撮影・菅敏)
- ブルージェイズ対ドジャース 3回裏ブルージェイズ1死一、二塁、ビシェットに先制の3点本塁打を打たれ、肩を落とす大谷(撮影・菅敏)
- ブルージェイズ対ドジャース 3回裏ブルージェイズ1死、3失点で降板する大谷(手前)(撮影・菅敏)
- ブルージェイズ対ドジャース 3回裏ブルージェイズ1死、ロバーツ監督(手前)にボールを手渡し、3失点で降板する大谷(撮影・菅敏)
- ブルージェイズ対ドジャース 3回裏ブルージェイズ1死、ロバーツ監督(左から3人目)にボールを手渡し、3失点で降板する大谷(撮影・菅敏)
- ブルージェイズ戦の3回、ビシェット(奥左)に先制3ランを浴び、膝に手をつくドジャースの先発大谷(共同)
大谷翔平2回
4番ビシェット 四球
5番バージャー 右前打で無死一、二塁。
6番カーク 一邪飛
7番バーショ 右飛
8番クレメント 右前打で2死満塁。二塁走者はビシェットで足を痛めているため、本塁にかえってこれず
9番ヒメネス 159・3キロで空振り三振。3個目。ピンチをしのいでチェンジ。球数は計43球
大谷翔平1回
1番スプリンガー 大谷は1回表にヒットで出塁し、タッチアップで走ったため、ユニホームの左膝と臀部に土のついた状態で登板。初球はカーブ。直球を打たれ左前打で出塁。
2番ルークス スプリットで空振り三振
3番ゲレロ フルカウントから直球で見逃し三振。2個目。一塁走者スプリンガーが中途半端な走塁で盗塁死、併殺となりチェンジ。球数は18球。
- ブルージェイズ対ドジャース ドジャース先発の大谷(撮影・菅敏)
- ドジャース大谷翔平(2025年6月17日撮影)
- ワールドシリーズ第7戦 ブルージェイズ対ドジャース 試合前、ベンチでポーズをとるキルステン・ワトソンさん(撮影・菅敏)
- ワールドシリーズ第7戦 ブルージェイズ対ドジャース 試合前、ベンチでポーズをとるキルステン・ワトソンさん(撮影・菅敏)