イラン核施設への新たな攻撃を懸念=ロシア外務省報道官
ロシア外務省のザハロワ報道官は30日、ロシアはイランの核施設への新たな攻撃の脅威を懸念しており、イランの核計画については対話を通じて合意に達することが可能との見方を示した。2024年6月撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)
[モスクワ 30日 ロイター] - ロシア外務省のザハロワ報道官は30日、ロシアはイランの核施設への新たな攻撃の脅威を懸念しており、イランの核計画については対話を通じて合意に達することが可能との見方を示した。
ザハロワ氏は記者団に対し、「イラン核施設への新たなミサイル発射や爆撃を巡る頻繁な脅威は、深刻な懸念を招かざるを得ない」と指摘。「核施設への爆撃は、日常的な国際慣行となってはならない。これに伴う壊滅的なリスクは無視できず、ましてや正当化することなどできない」と述べた。
ロシアはウクライナ戦争開始以来、イランとの緊密な関係を築いており、1月にはロシアのプーチン大統領とイランのペゼシュキアン大統領は有効期間20年の包括的戦略パートナーシップ条約に署名している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab