【DeNA】阪神に痛恨ドローで貯金1ならず...入江が9回2死から高寺に同点弾浴びセーブ失敗 9回1死三塁から無得点 松尾の犠飛で先制も

■プロ野球　DeNA 1－1 阪神　延長12回（13日・ハードオフ新潟） DeNAは阪神と引き分け、貯金1はならなかった。7回に1死三塁のチャンスをつくると、代打・松尾が犠飛を放ち、1点を先制する。しかし、守護神の入江が9回2死から高寺に同点弾を浴び、セーブに失敗した。9回裏には代打・九鬼のスリーベースヒットでチャンスをつくるも、石上は空振り三振、林は二ゴロでサヨナラはならなかった。以降も得点を奪えず、今季3度目の引き分けとなった。 スターティングメンバーには1番・桑原、2番・牧、3番・度会、4番・オースティン、5番・佐野、6番・三森、7番・山本、8番・林、9番・ケイが入った。昨日7番に入った三森は6番に、6番に入った山本が7番に入った。 先発はケイ。ここまで5試合に登板して、3勝1敗、防御率1.03。前回5月5日の阪神戦（バンテリンドーム）では8回1失点のピッチングで3勝目をあげていた。 1回表、2死から2番・中野は二安打、3番・森下は四球で1死一・二塁のピンチを招く。しかし、4番・佐藤輝は遊併打に打ち取り、無失点に抑える。 3回裏、先頭の林がレフト線へのツーベースヒットで出塁し、無死二塁のチャンスをつくる。ケイは三犠打で1死三塁となる。桑原は四球で1死一・三塁となる。牧は右飛に倒れるも、度会は四球で2死満塁となる。しかし、オースティンは中飛に倒れ、先制点はならなかった。 5回表、先頭の5番・大山に四球を与える。6番・高寺は投犠打で1死二塁のピンチを招く。7番・梅野は四球で1死一・二塁となる。しかし、8番・中川は空振り三振、9番・才木は右飛に打ち取り、無失点に抑える。 5回裏、先頭の林が14球粘り、四球で出塁する。ケイのバントはピッチャーが二塁へ悪送球し、無死一・二塁のチャンスをつくる。桑原は投犠打で1死二・三塁となる。しかし、牧は空振り三振、度会は左邪飛で無得点に終わる。 7回表、先頭の佐藤輝に中安打で出塁を許す。続く大山には四球を与え、無死一・二塁のピンチを招く。高寺は投犠打で1死二・三塁となる。梅野は申告敬遠で1死満塁となる。しかし、代打・渡邉は三併打に打ち取り、ピンチをしのぐ。 ケイはこの回で降板する。7回、102球、3被安打、3奪三振、5四死球、無失点のピッチングだった。 7回裏、先頭の山本がレフトへのツーベースヒットを放ち、無死二塁のチャンスをつくる。林は投犠打で1死三塁のチャンスをつくる。その後、松尾が中犠飛を放ち、1点を先制する。 2番手は伊勢。2死から中野に四球を与える。しかし、森下は空振り三振に打ち取り、リードを守った。 3番手は入江。2死から高寺に1号ソロホームランを浴び、1－1の同点に追いつかれる。 9回裏、1死から代打・九鬼が左中間へのスリーベースヒットを放ち、1死三塁のチャンスをつくる。しかし、石上は空振り三振、林は二ゴロに倒れ、サヨナラはならなかった。 4番手はウィック。2死から中野に右安打を許すも、中野の二盗は阻止し、無失点。 10回裏に及川から松尾が中安打を出塁すると、桑原が犠打を決め、1死二塁のチャンスをつくる。牧は申告敬遠で1死一二塁となる。しかし、度会は二併打でチャンスを逃した。 5番手は宮城。森下は三直、佐藤輝は右飛、大山は遊ゴロに打ち取る。 6番手は坂本。高寺は空振り三振、梅野は遊ゴロ、代打・坂本は二飛に打ち取る。 12回裏、湯浅から得点を奪えず、ゲームセット。