今日の株式見通し=続伸、米ハイテク株高が支え 6万円意識
写真は東京証券取引所。2020年10月、東京で撮影。REUTERS/Issei Kato
[東京 23日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続伸が見込まれる。トランプ米大統領がイランとの停戦を無期限に延長すると表明し米株高となった流れを引き継ぐとみられている。物色面では引き続き指数寄与度の高い半導体や人工知能(AI)関連株に買いが広がりやすく、日経平均は6万円の大台を意識した値動きとなりそうだ。
日経平均の予想レンジは5万9600円─6万0100円。
22日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)(.SOX), opens new tabは16営業日続伸しており、きょうの東京株式市場ではハイテク株高の流れが継続するとみられている。指数寄与度の高い半導体やAI関連が上昇し、日経平均は6万円の大台に乗せる場面もみられそうだ。
トランプ大統領は21日、ソーシャルメディアの投稿で、米国はイランとの停戦を無期限に延長し、和平交渉の継続を可能にすると表明した。一方、イランは原油輸送の要衝であるホルムズ海峡で船舶2隻を拿捕(だほ)し、同海峡に対する支配を強めており、和平協議が再開する兆しは見られていない。
みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、日経平均は史上最高値更新が見込まれるものの、TOPIXは中東情勢を嫌気した売りが広がりやすいと指摘する。「中東情勢の影響を受けづらいとされている半導体やAI関連株の一角には資金が向かいやすい一方で、それ以外はエネルギー価格の上昇や景気悪化懸念で上値が重いだろう」という。日経平均がTOPIXに対して優位な展開はきょうも続くとみられている。
きょうは2月の毎月勤労統計確報のほか、キヤノン(7751.T), opens new tab、シマノ(7309.T), opens new tabが決算を発表する。米国では4月の製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値のほか、インテルが決算を発表する。
22日の米国株式市場は反発し、S&P総合500種とナスダック総合が終値で最高値を更新した。トランプ大統領がイランとの停戦を延長したことに加え、堅調な企業決算が投資家心理を支えた。
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