【疑惑】パッケージが韓国の“人気即席麺”にそっくり⁉『北朝鮮製ラーメン』を“韓国人教授”が実食!海外で存在感を強める“北のグルメ”、裏に隠された思惑とは?(2025年11月2日掲載)|日テレNEWS NNN

 2025年10月10日、朝鮮労働党創立80年に合わせて北朝鮮で行われた軍事パレード。世界各国から要人らが集い、歴代最大規模と報じられました。そんな北朝鮮では今、ビールなどの食料品を輸出する動きが。一方で、ある商品に韓国から疑惑の声が上がっています。“北朝鮮グルメ”が世界に広がりを見せる背景は?『コリア・レポート』編集長・辺真一氏の解説です。

 自身のYouTubeに「北朝鮮で製造された即席麺を入手した」という動画を投稿したのは、韓国・東亜(トンア)大学の姜東完(カン・ドンワン)教授です。姜教授によると、この即席麺は北朝鮮で製造され、中国に輸出されているといいます。

 その中で姜教授が指摘したのは、パッケージが韓国の人気商品にそっくりだということです。北朝鮮製のパッケージには『辛いキムチ味の混ぜ麺』と書かれていて、商品名こそ違うものの、韓国で定番の即席麺『ブルダック炒め麺』と同じような黒い背景に赤い文字…。さらに、マスコットキャラクターによく似た“火を噴くニワトリ”が描かれています。(姜教授)

「これ(画像右)が、我々が手に入れた北朝鮮の『辛いキムチ味の混ぜ麺』。こっち(画像左)が、もともと韓国で売られている『ブルダック炒め麺』です。デザインを“完璧にコピーした”というレベルです」

 中身を見てみると、「激辛の液体スープ」「フレーク」など内容物が表記された韓国製とは違い、北朝鮮製は何も書かれていない袋が入ったシンプルな作りでした。(姜教授)

「レシピ通り作ってみます。私は本当に、これを食べられるのでしょうか…?」

 姜教授は、できあがった即席麺を嗅いでみます。(姜教授)

「…あー、お酢のにおいがすると想像してください。とても酸っぱいにおいがします」

 果たして、そのお味は―。(姜教授)

「麺はとてもコシがあると言いますか、もしくは逆に“煮えていない”ような、そんな感じがします。すごく小麦粉の粉っぽいにおい…」

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