スバルが「新“STIスポーツカー”」を世界初公開へ! パワフル「ボクサーターボ」×高性能4WD搭載で「スバリスト」も大興奮! らしさ満点の「Performance-B STI concept」をJMSで披露
スバルは、10月29日に開幕する「ジャパンモビリティショー2025」の出展概要を発表しました。水平対向エンジン×4WDのパフォーマンスモデルが披露されます。
スバルらしさ満点の「STIモデル」を公開へ
スバルは2025年10月15日、10月29日(一般公開は10月31日)から開幕する自動車ショー「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」の出展概要を発表しました。
このうち、展示車の1台である「Performance-B STI concept」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
今回、スバルは出展コンセプトを「ブランドを際立てる」とし、「安心と愉しさ」を基盤としながら、走る愉しさを表現するPerformanceシーンと、冒険へ踏み出す高揚感などを表現するAdventureシーンという2つのシーンを際立たせ、絆や共感を深めるといいます。
なかでも、Performanceシーンを演出するエリアには、世界初公開となる2台の「STI(スバル テクニカ インターナショナル)」コンセプトモデルが展示されます。
このうちの1台「Performance-B STI concept(以下、パフォーマンスB STI)」は、スバルのPerformanceシーンを象徴する、内燃機関(ICE)をベースとしたコンセプトモデルだといいます。
性能の高さや力強さと、実用性を両立させたデザインを採用したほか、スバルがこれまで磨き続けてきた水平対向ターボエンジンや「シンメトリカルAWD」などのアセット(資産)を柔軟にアレンジすることで、スバルらしい選択肢を広げ、より多くのユーザーにクルマを操る愉しさを提案するとのことです。
公開されたティザー画像は、左斜め前からのイメージカットで、ボディの全体像は一切わかりませんが、スバルの象徴的なカラーである「WRブルー」と思われる印象的なカラーをまとっていることが確認できます。
さらに、フロントフェンダーは既存のスバル車にはない非常にたくましい膨らみを持っており、戦闘力の高さを感じるとともに、かつての「インプレッサ」の最高峰モデル「WRX STI」を思い出させます。
ボンネットにはスバルの水平対向ターボエンジン搭載車のアイデンティティといえるエアダクトが設けられ、またフロントグリル周囲には、STIモデルの象徴カラーである「チェリーレッド」のようなレッドアクセントが施されています。
ヘッドライトの灯体はスバル「レヴォーグ」と非常に類似していますが、サイドウインドウ周辺の形状はインプレッサ現行型と共通しており、ボディ自体はインプレッサに近いといえます。実際どちらがベースなのかは不明です。
もしインプレッサベースである場合は、かつての3代目にあった「WRX STI」(GRB型)以来の5ドアハイパフォーマンススポーツハッチバックの復活ということもあり、スバルファンからの注目の的になりそうです。
※ ※ ※
なお、Performanceシーンを演出するエリアのもう1台はバッテリーEVの「Performance-E STI concept」が披露されるほか、「トレイルシーカー」の日本仕様や「フォレスター ウィルダネス プロトタイプ」、「アウトバック ウィルダネス プロトタイプ」、「レオーネツーリングワゴン」北米仕様のカスタムカー「1983 スバル GL ファミリー ハックスター」などが展示されます。
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】 知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。