永峰咲希が涙の5年ぶり復活V 灼熱プレーオフ制す「若い子たちに負けないように」
国内女子ツアーの最終ラウンドが終了した。
<資生堂・JAL レディス 最終日◇6日◇戸塚カントリー倶楽部 西コース(神奈川県)◇6766ヤード・パー72>
国内女子ツアーの最終ラウンドが終了した。30歳の永峰咲希がトータル9アンダー・首位に並んだ木戸愛をプレーオフ3ホール目で下し、5年ぶりのツアー3勝目を果たした。
1ホール目、2ホール目はともにパー。迎えた3ホール目、永峰のティショットは右ラフへ。2打目でグリーンを捉えると、ファーストパットを約20センチに寄せた。対する木戸はパーを逃し、ウィニングパットを沈めた永峰は満開の笑顔。大ギャラリーの拍手喝采を浴びると、涙で目を潤ませた。優勝スピーチでは「暑さで何度も倒れそうになる瞬間があったんですけど、たくさんの方の応援のおかげで頑張れました」と笑顔を見せた。「30歳になって、やっと1勝することができました。まだまだ若い子たちに負けないように、前を向いて頑張ります」とさらなる活躍を誓った。敗れた木戸は13年ぶりの2勝目がかかっていたが、目前で涙をのんだ。トータル8アンダー・3位タイに佐久間朱莉と金澤志奈。トータル7アンダー・5位タイには工藤遥加とルーキーの荒木優奈が入った。小祝さくらはトータル5アンダー・7位タイ。15歳の廣吉優梨菜はトータル2アンダー・14位タイでローアマチュアを獲得した。昨年覇者の桑木志帆、飛ばし屋ルーキーの入谷響らはトータル2アンダー・14位タイ。同じく新人の吉田鈴はトータル2オーバー・34位タイだった。今大会の賞金総額は1億2000万円。優勝した永峰は2160万円を獲得した。【最終ラウンドの上位成績】優勝:永峰咲希(-9)2位:木戸愛(-9)3位:佐久間朱莉(-8)3位:金澤志奈(-8)5位:荒木優奈(-7)5位:工藤遥加(-7)7位:小祝さくら(-5)7位:サイ・ペイイン(-5)9位:蛭田みな美(-4)
9位:ウー・チャイェン(-4)