愛知県立中高一貫校の志願者数発表(2026年度) 明和の倍率が最も高く11.6倍 1校あたりの志願者数は昨年度より減少

愛知県教育委員会は、12月1日から10日まで出願受付を行った2026年度の県立附属中学校の入学者選抜について、各校の志願者数を発表しました。最も倍率が高かったのは、明和高等学校附属中学校の普通コースで、募集人員70人に対し814人が出願し、倍率は約11.6倍となりました。その他、刈谷高等学校附属中学校の普通コースは、募集70人に対し458人で倍率約6.5倍。2026年度に開校する時習館高等学校附属中学校の普通コースは、募集70人に対し352人で倍率5.0倍などとなっています。なお、日進高等学校附属中学校は「学びの多様化学校」として個別面談などで入学者を決定するため、入学者選抜は行われません。2025年度の入学者選抜では、明和高等学校附属中学校の普通コースは、募集80人に対し1364人が出願し、倍率は17.5倍でした。2026年度の志願者数は全体的に減少傾向にあります。県教委の担当者は「他県をみても、初年度は注目度が高いが2年目以降は落ち着いていく。1校あたりの志願者数は昨年度より減少しているが、おおむね想定通り」としています。今後は1月10日に1次選抜(適性検査)が実施され、1月23日に合格発表が行われます。詳細な日程は以下の通りです。<今後の日程>▼普通コース・理工探究コース・国際探究コース・グローカル探究コース・1次選抜(適性検査) 2026年1月10日(土)・1次合格者の発表 2026年1月14日(水)・2次選抜(面接) 2026年1月17日(土)・合格発表 2026年1月23日(金)▼音楽コース・適性検査、実技検査 2026年1月10日(土)・面接、実技検査 2026年1月17日(土)・合格発表 2026年1月23日(金)

2025年度に4校でスタートした愛知県立の中高一貫校。2026年度は時習館高等学校附属中学校など新たに5校が開校し、全9校となります。

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