ゲームストップ株、さらに6%下落──ビットコイン購入のニュース後に売りが続く(CoinDesk JAPAN)

ゲームストップの株価は5月29日、さらに約6%下落した。これは、同社がビットコイン(BTC)の最初の購入を公表したニュースを受けて、投資家が株の売却を続けたためである。 ゲームストップは28日午前、4710枚のビットコインを取得したと発表した。これは、暗号資産財務戦略が3月に発表されてから、長らく待たれていた動きであった。ゲームストップは3月、ビットコイン購入資金確保のために、13億ドル(約1900億円、1ドル=144円換算)の資金調達も開始していた。 株価は、4月の「解放の日」のトランプ関税発表に伴う広範な市場の急落と共に、財務戦略の発表からまもなく急落した。しかし、ゲームストップ株は4月半ばに市場と共に底を打ち、28日の発表前の数週間で60%以上上昇した。 その後の下落(現在20%に迫る)は、大幅な上昇後のニュース売りによるものか、または数週間前から1日1件以上のペースで発表されている企業ビットコイン財務戦略への投資家の疲労感によるものかもしれない。 さらに、ゲームストップが「わずか」約5億ドル相当のビットコインを購入した(購入日と価格は非公開)ことは、同社が13億ドルの資金調達を実施したことに加え、バランスシート上に数億ドルのキャッシュが存在する点を考慮すると、期待はずれなものだった可能性がある。時価総額140億ドルの同社にとって、ビットコインの購入額は相対的に控えめなものであった。 |翻訳・編集:山口晶子|画像:Tigarto / Shutterstock.com|原文:GameStop Slides Another 6% as Investors Sell the Bitcoin Buy News

CoinDesk Japan 編集部

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