バレー男子日本代表が初戦白星スタート!“中国の壁”撃破でストレート勝ち【ネーションズリーグ】(TBS NEWS DIG Powered by JNN)
世界TOP18チームが参戦しているネーションズリーグの男子大会が開幕した。前回、銀メダルの男子日本代表(世界ランク6位)は中国(同24位)に3ー0(25ー23、25ー14、25ー22)のストレート勝ち。ロラン・ティリ監督(61)の新体制で白星スタートをきった。 【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程 スタメンは代表合流が遅れている石川祐希(29)に代わって主将を務める富田将馬(27)、セッターは大宅真樹(30)、宮浦健人(26)、村山豪(26)、大塚達宣(24)、エバデダン ラリー(24)、リベロには小川智大(28)が名を連ねた。
開催国・中国との一戦に完全アウェーの日本は身長2mを越える中国の高さに苦戦。第1セット、宮浦が中心となり得点を重ねた。拮抗したゲーム展開も14ー14の同点で宮浦が連続でポイントを奪いリードを2点に広げるとガッツポーズ。大塚も2本のサービスエースを決めるなど先に得点を20点に乗せた日本はリードを許さずこのセットを先取した。 第2セットは大塚、宮浦、富田が得点を決め立ち上がり3連続ポイントを奪い3ー0。試合の主導権を握った日本だが、中国の主将、ジャン・チュアン(30)に強烈なスパイクを次々に決められ得点を許した。それでも村山がこの試合3本目のブロック、富田、大塚がバックセンターを決め切り再びリード。さらにリリーフサーバーの甲斐がサービスエースを決めセットポイントに乗せると最後はエバデダンが25点目を挙げ、25ー14と大きく突き放し2セット連続で奪った。 セットカウント2-0とし勝負の第3セット、4ー5と初めてリードを許すも大塚が相手コートの隙間に落とし込み得点。中盤も追いかける展開となったが富田のサーブから相手のミスを誘い17ー16で逆転した。富田はサービスエースも決める活躍を見せると宮浦もアタックを決めリードを奪った。そのまま日本は流れを渡さずストレート勝利を収めた。 試合後、チーム最多13得点を奪った宮浦は「難しい試合になったと思うが勝ち切れて嬉しく思います」とコメント。次戦のポーランド戦に向けては「フィジカルだったり高さがあって強い相手になると思うが、これからすぐに準備して厳しい戦いに備えたい」と力強く話した。 次戦は日本時間12日21時30分から世界ランキング1位のポーランドと対戦する。 ※世界ランキングは試合前時点 【日本の得点(上位)】 宮浦 13得点 富田 11得点 大塚 10得点 村山 9得点 【ネーションズリーグ スケジュール】※日本時間 ■予選ラウンド第1週:中国 6月11日(水)〇3ー0 中国 6月12日(木)vs ポーランド 6月13日(金)vs セルビア 6月15日(日)vs オランダ ■予選ラウンド第2週:ブルガリア 6月26日(木)vs ブルガリア 6月26日(木)vs フランス 6月27日(金)vs ウクライナ 6月29日(土)vs スロベニア ■予選ラウンド第3週:日本・千葉 7月16日(水)vs ドイツ 7月17日(木)vs アルゼンチン 7月18日(金)vs ブラジル 7月20日(日)vs アメリカ ■ファイナルラウンド 7月30日〜8月3日