【中日】今季初5連勝で交流戦首位浮上&勝率5割目前!最多14安打8得点 岡林2号3ラン&石伊5安打 涌井5回4失点3勝目 松山24S

■プロ野球 交流戦 楽天 5ー8 中日 (11日 楽天モバイル) 中日は楽天に序盤7得点の猛攻で逃げ切り、今季初の5連勝で28勝29敗2分で5月4日以来の借金1。交流戦成績は5勝3敗の貯金2でソフトバンク、阪神、DeNAに並び首位タイに浮上。試合は初回からボスラーの犠飛で先制点を奪うと、2回は岡林の2号3ラン、3回も上林の9号ソロや石伊の適時二塁打などで3点を加点するなど、今季最多14安打8得点を奪った。投げては先発・涌井が5回4失点で今季3勝目、和田毅(ソフトバンク)に並ぶ交流戦歴代2位タイの27勝を挙げた。 スタメンは2戦連続同オーダー。先発・涌井秀章(38)は2勝2敗、防御率2.48で今季6先発目。前回の3日・ソフトバンク戦(みずほPayPay)で4回0/3を8安打4失点(自責4)で敗戦投手。古巣・楽天戦は移籍後初登板、交流戦は杉内俊哉(ソフトバンク)に並ぶ歴代3位タイ26勝を記録。 初回は相手先発・内に対し、1死から田中がショート・宗山のファンブルにより出塁し、上林の右前安打にライト・小郷の悪送球が絡み二、三塁とすると、ボスラーが右犠飛を放ち1-0。 2回の攻撃は2死から石伊が交流戦初安打となる左翼線へ二塁打、村松が四球を選び一、二塁すると、岡林がカウント0-2から149km/h・ストレートを振りぬき、右翼席へ突き刺さる2号3ランで4-0。岡林の本塁打は6月1日・巨人戦(バンテリンドーム)以来。 涌井は初回、外野フライ3つに打ち取ると、2回は浅村、村林の連打で無死一、二塁もゴンザレスを二ゴロ併殺打、宗山の打球がファースト・ボスラーのグラブを弾いたが、セカンド・田中が素早く捕球し、二ゴロで無失点に封じた。 3回表、先頭の上林がカウント2-1からスプリットを右翼ポール際へ運ぶ9号ソロで5-0。なおも2死から大島が左前安打、今季3つ目の盗塁も決めると、川越の打球がファースト・浅村の後逸を誘い、大島が一気に本塁に生還で6-0。さらに石伊がセンターオーバーの適時二塁打を放ち、7-0。 その裏、涌井が1死から太田に右翼への飛球を許すと、ライト・上林がダイビングキャッチも捕球できず。三塁を狙った太田とカバーに入ったセンター・岡林から中継に入った村松の送球が左翼側に逸れ、捕球しようと左手を伸ばしたサード・高橋周と滑り込んだ太田が交錯。記録は右中間への三塁打、高橋周は負傷交代となりサード・石川昂が入った。すると小郷の左犠飛で1点失い7-1。 4回は楽天2番手・松井に対し、岡林が四球も田中が二ゴロ併殺打。続く上林の中前安打にソフトバンク時代の19年以来6年ぶりの10個目の盗塁も決めると、ボスラーの死球で一、二塁としたが、石川昂が空振り三振。 その裏、涌井は先頭の浅村に四球も村林を見逃し三振、ゴンザレスを二ゴロ併殺打。5回は1死から辰己に左翼フェンス最上部直撃の三塁打に、太田の中前適時打で7-2。なおも小郷、小深田の連打で満塁を招くと、渡邊佳の左犠飛で7-3。さらに2死一、二塁で重盗を仕掛けられると、石伊の悪送球が外野に逸れる間に二走・小郷が本塁生還し、7-4。 打線は5回、2死から石伊が左前安打も村松が右飛。6回は楽天3番手・西垣に対し、1死から田中が左翼線へ二塁打、ボスラーの敬遠で2死一、二塁も石川昂が空振り三振。7回は4番手・藤平に対し、2死から石伊、村松の左前安打で一、二塁も岡林が投ゴロで終わった。 涌井は5回100球、被安打8、奪三振3、与四球1、4失点(自責3)で勝利投手の権利を持って降板。6回は2番手・勝野、7回は3番手・福が一、二塁を招くも無失点。 8回の攻撃は楽天5番手・西垣に対し、田中が左翼線へ二塁打、上林の右前安打で一、三塁とすると、ボスラーの右犠飛で今季最多となる8点目が入り、8-4。 その裏、通算500登板となった4番手・祖父江が、先頭の村林に中前安打、1死から宗山に右前安打でつながれ一、二塁を招くと、辰己に中前適時打を浴び8-5。1死一、三塁も代打・鈴木大を二ゴロ併殺打に打ち取った。 最終回は1死から石伊が5安打目となる左中間への二塁打を放つも無得点。その裏、守護神・松山が1番からの好打順を無失点で締め、試合終了。松山が24セーブ目を挙げた。

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