AIの影響が極めて大きいにも関わらず、「高給かつ急成長している」10の職種(海外)(BUSINESS INSIDER JAPAN)
アメリカ労働統計局は、206職種をAIの影響を受ける度合いが相対的に「非常に高い」とした。そのうち100職種以上が2025年、年収中央値7万5000ドル(1155万円)以上に達しており、大半は今後の雇用拡大が見込まれている。なかでも、ソフトウェア開発者や経営アナリストは高給かつ急成長中で、AIの影響も非常に高い職業の代表例だ。 ソフトウェア開発者の働き方はすでに、AI革命によって大きく変貌を遂げている。だが、影響を受けているのは彼らだけではない。 【全画像をみる】AIの影響が極めて大きいにも関わらず、「高給かつ急成長している」10の職種 米労働統計局は、過去数年間に発表された複数の研究をもとに、数百種類の職業について、AIの影響をどれほど受けやすいか分類した。 具体的には、全831職種のうち206職種をAIの影響が「非常に高い」とし、そのうち100職種以上は、2025年の年収中央値7万5000ドル(1155万円、1ドル=154円)以上に達していた。 労働統計局は「相対的なAI影響度が『非常に高い』とは、一般的に、ほかの職業と比較してAIテクノロジーによって自動化あるいは補助できるタスクの割合が大きく、大規模言語モデル(LLM)がその職業のタスクの一部をすでに遂行していることが確認されている状態を指す」と定義している。 ただし、それは必ずしも失業を意味するわけではない。労働統計局の最新の雇用予測によれば、こうした影響度が非常に高い職業の多くは高給で、今後も成長することが見込まれている。 AIの影響を非常に大きく受けるにも関わらず、成長の予測値が特に高い、高給の仕事10職種を紹介する。 AIとの関わりが非常に深い仕事 ソフトウェア開発者の雇用者数は約17万5000人増加し、2035年には約200万人に達すると予測されている。全職種の中でも、今後10年間の雇用増加数としては第6位の規模になる。 労働統計局は「ソフトウェア開発者や、ソフトウェア品質保証アナリスト、テスターに対する需要は、AI、IoT、ロボティクス、その他の自動化アプリケーション向けソフトウェアの開発が今後も拡大を続けることから、引き続き堅調に推移する」と分析している。 同局はさらに、セキュリティソフトウェアを開発する人材や、ソフトウェアを組み込んだ製品の増加に対応できる人材に対する需要が一段と高まる可能性があるとも指摘した。 「例えば、IoT接続機器といった家電製品や電気自動車(EV)などの製品向けに、ソフトウェアシステムの開発が引き続き進められている」と説明する。 シカゴのHRソフトウェア企業ジェリービジョン(Jellyvision)で開発者を務めるダン・クルジザノウスキー(Dan Krzyzanowski)氏はかつてBusiness Insiderの取材に対し、AIがソフトウェアエンジニアリングの「退屈な作業」を取り除いてくれる点が気に入っていると語っていた。 「日々の業務から単調な作業を取り除き、クリエイティブな作業に集中できるのは本当にありがたい」と、クルジザノウスキー氏は述べた。
Madison Hoff