トヨタ新型アクアの魅力は顔だけじゃない! 待望の最新装備とインパネ刷新で大幅進化

 9月1日に大幅改良を受けたトヨタ「アクア」。フロントマスクが“ハンマーヘッド顔”になったことで、「おっ、これってミニプリウス!?」と感じた人も多いだろう。だが、今回のアクアの進化は見た目だけにとどまらない。内装もガッツリ手が入っていて、乗る人をワクワクさせる仕上がりになっているのだ。

文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ

【画像ギャラリー】デジタル装備が大幅進化したトヨタ「新型アクア」の内装をチェック!(4枚)

基本デザインに変更はないが、細かい部分を進化させてきた。車両価格が約26万~36万円アップしているが、変更点を見ると納得の内容だ

 まず注目はコクピット感をガラリと変えるメーター。従来の4.2インチから7インチの大型マルチインフォメーションディスプレイに進化。視認性も高まり、ドライブ中の情報がひと目でわかるから運転がもっと楽しくなる。

 さらに安全装備も充実。ブラインドスポットモニター&パノラミックビューモニターが全車標準装備となり、安心感はワンランク上へ。そして、もう使う機会が減っていたCD/DVDを思い切って廃止。その代わりにHDMI入力端子をセンター下部に装備。スマホや映像機器との連携もしやすくなった。

 ディスプレイオーディオは最新のコネクティッドナビに対応。さらにG、X、Uグレードは8インチモニターにサイズアップ。Zグレードには10.5インチのディスプレイオーディオPlusを標準装備(Gはオプション)。しかも合皮パッケージには新色「ライトグレー」が追加され、上質感もグッとアップしている。

今回の改良で注目ポイントの電動パーキングブレーキ化。レーダークルーズコントロールが全車速追従になったことで、長距離ドライブでもより疲れにくくなった

 今回の改良で大ニュースなのが、サイドブレーキが足踏み式から電動パーキングブレーキへ進化したこと。これにより、レーダークルーズコントロールはついに全車速追従に対応。高速道路の長距離ドライブもラクラクこなせる。

 シエンタが8月5日の一部改良で、足踏み式パーキングブレーキを、電動パーキングブレーキに変更したが、今回アクアも同じ変更を行ったわけだ。

 さらにオートブレーキホールド機能が便利すぎる。信号待ちや渋滞でブレーキを踏むとそのまま保持してくれるから、ペダルを踏み続ける必要なし。渋滞も信号待ちもストレスフリー、ドライブの快適度は段違いである。

こちらは従来型のエアコン操作スイッチ。上の写真と見比べてもらうとわかるが、新型では液晶内で確認できる情報量が大幅に増している

 電動パーキングブレーキの採用に合わせて、インパネデザインも変更。特に大きく変わったのがエアコン操作部だ。

 従来は温度表示がダイヤル中央の小さな液晶に出ていたが、新型では表示部がスイッチの平面部に移動。これにより、設定温度・運転モード・内外気切り替えなどを一括表示。視認性も操作性もグッと向上している。こうした細かい改良が、ドライバーに寄り添う使い勝手と上質な雰囲気を生み出しているのだ。

 新しい顔つきで「ミニプリウス感」をまとっただけじゃない。インテリア、安全装備、操作性まで一気にアップデートされた今回のアクア。見れば見るほど、乗れば乗るほど、その進化にワクワクさせられるはずだ。

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