台風4号発生へ…気象庁の予想進路、米軍やヨーロッパの見方は 2025年7月4日午後3時の実況
気象庁の2025年7月4日午後6時の実況によると、南シナ海にある熱帯低気圧が24時間以内に台風に変わるとみられる。発生すれば台風4号となり、7月7日にも沖縄に近づく可能性がある。気象庁の進路予想に加え、米軍合同台風警報センター(JTWC)とヨーロッパ中期予報センターの見方も参考に調べた。
気象庁の進路予想
台風4号に変わるとみられる熱帯低気圧は7月4日午後6時現在、南シナ海をゆっくり西に進んでいる。5日午後6時には南シナ海で台風に変わっているとの予報で、中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。今後、北東に進路を変えて日本に近づくように進むだが、徐々に北寄りに進む見込み。
まだ進路予想には幅があるが、7月7日から9日にかけて沖縄県の八重山地方や宮古島地方に近づく可能性がある。9日午後3時時点の中心気圧は中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。
米軍(JTWC)の見方
米軍合同台風警報センター(JTWC)によると、台風4号に変わるとみられる熱帯低気圧は北西から北東に進路を変えて進むとみられ、台湾に近づいた後、北西にカーブするとみているようだ。7月6日午後3時ごろには中心付近の最大風速が39メートルほどまで強まるとの見方だ。ただ風速15メートル以上の強風になる可能性があるエリアに沖縄の八重山地方や宮古島地方は入っていない。
中心付近の最大風速
7月5日午前3時:21メートル 7月5日午後3時:26メートル 7月6日午前3時:33メートル 7月6日午後3時:39メートル 7月7日午後3時:36メートル 7月8日午後3時:26メートル
7月9日午後3時:18メートル
ヨーロッパ中期予報センターの見方
リアルタイムの気象情報を提供するチェコの企業「ウィンディ・ドットコム」では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって提供された解析気象データを基に台風の10日先までの動きを、アニメーションを使い視覚的に分かりやすく知ることができる。画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生される。
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