「国会議員と地方議員は主従関係ではない」蓮舫氏破った川名氏、立民都連会長選 一問一答
15日夜に投開票された立憲民主党東京都連会長選は川名雄児・武蔵野市議(66)が、蓮舫参院議員(58)との一騎打ちを制した。都連を巡っては、国会議員を中心とする執行部の運営手法に対し、地方議員から不満の声が上がっている。川名氏は記者団の取材に、地方議員として都連を率いる立場になったことついて「立民が草の根から変わる象徴になる」と意気込み、「国会議員と地方議員は主従の関係ではない。同じ仲間だ」と強調した。主なやり取りは以下の通り。
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――勝因について
「都連と立憲民主党の現状に不満を持っている自治体議員の仲間がたくさんいたということだ。『立民を立て直したい』『再生しないといけない』『最初の頃の熱気に戻りたい』という人がこれだけいたことに驚いている」
――都連運営への不満や改善点とは
「いつ決まったのか分からないものを、上から押し付けてくるような印象があった。自治体議員も党員も国会議員も一緒になって運営していくフラットな関係をつくらないと都連はだめになる。みんなで一緒にやっていく『チーム都連』で頑張りたい」
――来年の統一地方選に向けて
「人気のある人が応援に行く選挙スタイルではなく、『立憲民主党だからいい』と思ってもらえるイメージをつくるのが最初だ。自治体選挙は、自治体議員自身が『何が必要か』を知っている。意見を聞いて、全員当選できるよう頑張りたい」
――割れた党内をどうまとめるか
「これから蓮舫さんにも相談させてもらいたい。一つにまとめていきたい」
――都連執行部による各種選挙での公認権運用に対する不満が指摘される
「その声はたくさん聞いている。そういうことは絶対あり得ない取り組みをしていきたい。公認権は一番大切だ。取引条件にしない。今回、私を応援しなかった人にも同じように対応していく。ノーサイドでやっていく」
――中道改革連合や公明党との関係は
「国政マターの話だが、立民が立ち直らない限り、話もできない。まずは自分たちがしっかり当選して、党自体を立て直したい」
――中道は立民に比べ、原発や安全保障政策で変わったとの指摘もある
「その意見はすごく聞いている。国会議員は『中身は変わっていない』と言うが、やはり伝わり方は違うと思う。初心に戻り、党の綱領に書いてあることを進めていきたい」
――地方議員がトップになる意義は
「立民が草の根から変わる象徴になるのかなという印象を持っている。国会議員と地方議員は主従の関係ではなく、同じ仲間だ」
――国会議員とはどう付き合うか
「まずは相談していきたい。都連が一丸になれるよう協力をお願いしたい。蓮舫さんにも今後も協力していただきたい」
――期待の大きさをどう感じているか
「私が思っている以上に大きかった。こんなになるとは思わなかった」
――蓮舫氏支持層ともノーサイドでいけるか
「私はノーサイドだと思っている」
――蓮舫氏敗北の受け止め
「時代の流れではないか」
──立民の世代交代を求める声も
「やっぱりイメージ刷新しないと難しいのでは」
(奥原慎平)