"北朝鮮唯一のSteamユーザー"ついに消失？「ヴァルハラに旅立ったのかも」「負けすぎて怒りでネット切断」と推測も捗る（Game Spark）

Steamでは、ダウンロード統計ページで「24時間以内にデータのダウンロードがあった地域」を光点で表示したデータを提供しています。そこから唯一の北朝鮮ユーザーが確認されていたものの、最近になって北朝鮮からの接続がなくなったことが海外掲示板Redditにて話題を集めています。 【画像全2枚】

24時間以内にデータのダウンロードがあった地域は、Steamのダウンロード統計ページにて「Steamグローバル通信量マップ （最近7日間）」直下の「サテライトビュー」にて確認できます。

このサテライトビューからは「北朝鮮からたった1点だけSteamに接続しているユーザーがいる」ことが確認できていることが以前から話題に。

インディーデベロッパーのDanHryGame氏がSteamでリリースしたホラーアドベンチャー『Alex: An Adventure Between the Ages』が、なぜか北朝鮮から購入されていることをRedditで報告したことも注目を集めました。

そして、最近になって「北朝鮮からのSteam接続が無くなった」ことがRedditにてまたも話題に。「北朝鮮からのSteam接続が確認できなくなった」ことに対し、さまざまな意見が交わされています。

もっとも推測として多いのが、「それまで北朝鮮でSteamで遊んでいた人が、何らかの理由でSteamをプレイできなくなったのではないか」というもの。

北朝鮮という環境を考えると、インターネットにアクセスできるのはかなりの高官に限られるであろうことから、「きっと軍のアップデートで忙しくなったんだよ」「いやいや、自分のPCのアップデートに夢中になってるだけだ」「彼はゲーマーのヴァルハラ（死後の世界）に旅立ったのかもしれない」「『Counter-Strike 2』で自分が倒されすぎていて、怒りでネット回線を切ったのかも」といった意見が見受けられました。

また単純に、「北朝鮮が統制を強化してインターネットの外部アクセスをさらに狭めただけではないか？」という意見も挙がっています。

なお、先日には北朝鮮で初のコンピューターゲームセンターを視察し、ゲームにも関心を向けたことが報じられた金正恩氏。これまでは『Alex: An Adventure Between the Ages』を遊んでいたのかもしれませんね。