日本史上最多15人が“女子プロゴルファー世界No.1決定戦”に参戦 出場資格は?
今週行われる「KPMG全米女子プロ選手権」に史上最多15人の日本勢が出場する。それぞれの出場資格は?
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4人のメジャー女王も参戦! 今年の女子プロNo.1決定戦に日本勢は最多の15名が出場する (撮影:GettyImages)
<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前情報◇16日◇フィールズランチ・イースト(テキサス州)◇6604ヤード・パー72>
19日から行われる海外女子メジャー今季第3戦。このプロゴルファー世界No.1決定戦に、日本勢15人が出場する。これは昨年の12人を大きく上回り、史上最多の人数だ。各選手の出場資格をおさらいしてみよう(資格は主なもの)。
まず『メジャー優勝者』として2021年、24年「全米女子オープン」を制した笹生優花、昨年の「エビアン選手権」覇者・古江彩佳、そして今年4月に「シェブロン選手権」で勝利した西郷真央が出場。西郷は昨年大会でも7位に入っており、メジャー2勝目にも大きな期待がかかる。昨年の日米共催「TOTOジャパンクラシック」を制した竹田麗央、今年ルーキー優勝を果たした岩井千怜は『ツアー優勝者』の資格になる。19年「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子も含めれば、ツアー優勝者7人、うちメジャー女王4人という実力者ぞろいとなった。その渋野は、『昨年大会トップ10』の資格などで出場。サハリーCC(ワシントン州)で行われた昨年は、山下美夢有が2位、渋野と西郷が7位に入った。『5月19日時点の世界ランキングトップ70』では、岩井明愛、畑岡奈紗の米ツアーメンバーに加え、河本結、桑木志帆も権利を獲得。河本、桑木は全米に続き、日本からのスポット参戦になる。そして『6月10日時点のポイントランキング上位者』のカテゴリーで、勝みなみ、吉田優利、馬場咲希、西村優菜がエントリー。これで今季の米ツアーメンバー全員がフィールドに名を連ねた。なお小祝さくら、稲見萌寧も出場権を得たが、エントリーを見送っている。開幕戦から15試合連続で、日本勢はトップ10入りし続けている。シェブロンでは西郷が優勝、全米では竹田が2位、西郷が4位、渋野が7位と、メジャーでの活躍ぶりも輝く。今週の全米女子プロも目が離せない1週間になりそうだ。【全米女子プロ 日本勢の主な出場資格】※カッコ内は出場回数■過去5年間および今年のメジャー覇者笹生優花(5)古江彩佳(4)西郷真央(4)■過去2年間および今年のツアー優勝者竹田麗央(2)岩井千怜(2)■昨年大会トップ10山下美夢有(2)渋野日向子(6)■5月19日時点の世界ランキングトップ70岩井明愛(2)畑岡奈紗(9)河本結(2)桑木志帆(初)■6月10日時点のポイントランキング上位者勝みなみ(3)吉田優利(初)馬場咲希(初)
西村優菜(3)