両チームとも前半にアクシデント…京都が長沢駿のヘディング弾でC大阪に勝利! 4戦ぶり白星で首位追走
京都を率いるチョウ・キジェ監督
[9.28 J1第32節 C大阪 1-2 京都 ヨドコウ]
J1第32節が28日に行われ、3位京都サンガF.C.は敵地で10位セレッソ大阪に2-1で競り勝った。優勝争いに食らいつく4試合ぶりの白星。首位鹿島アントラーズとのポイント差は「5」のままとなっている。
両チームとも早い時間帯でアクシデントに見舞われた。前半19分、C大阪のMFルーカス・フェルナンデスがDF須貝英大との接触で右膝を押さえて転倒。スタッフとともに歩いてピッチを退いた。
中断を経て前半23分にC大阪の右CKで再開すると、今度は京都のFWラファエル・エリアスが負傷。得点ランキング2位の16ゴールを記録している同選手はボールに関係のないところにいたが、プレーが切れた後に自ら交代を要求して座り込んだ。前半12分にDディオン・クールズのスライディングで右膝を痛めており、その影響とみられる。
CK後の前半25分、C大阪はL・フェルナンデスの代役としてMF本間至恩を、京都はR・エリアスに代えてMF山田楓喜をそれぞれ投入した。
その後、京都が優勢にゲームを進め、前半44分に先制する。右CKからキッカーのMF平戸太貴が右足でグラウンダーのクロス。ニアに入った須貝がスルーし、中央のFW松田天馬が右足でゴール右に流し込んだ。
しかし、C大阪も後半12分にセットプレーで追い付く。左CKのキッカーを務めたMF柴山昌也が左足でクロスを送り、ニアのD・クールズが右足のアウトで巧みに押し込んだ。
1-1で時間が経過する中、次の1点を奪ったのは京都。後半42分、左CKからキッカーの山田が左足でクロスを送る。ニアのFW長沢駿がヘディングで豪快にネットを揺らし、これが決勝ゴールとなった。
C大阪は4月以来の2連敗。3試合勝ちなし(1分2敗)となった。●2025シーズンJリーグ特集▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中データ提供:Opta※大会の公式記録と異なる場合があります