MetaのRay-Ban危うし。Alibabaのスマートグラス、AI機能強化
Meta(メタ)のRay-Banスマートグラスは、アメリカではトップを走っているかもだけれど、中国ではもはや後れを取っている…。
Metaの最大のライバルともいえるAlibabaは最近、スマートグラス「Qwen AI Glasses S1」のAI機能をさらに強化するアップデートを発表し、Meta AIとの差を広げました。
最大の追加機能は「プロアクティブAI」。この機能では、天気や現在地、カレンダーの予定なんかをもとに、リマインダーや提案を出してくれます。
たとえば、雨予報があれば家を出る前に傘を持っていったほうがいいと教えてくれたり、仕事中に姿勢を直すようリマインドしてくれたりします。
Alibabaによると、将来的には、最近の購入履歴をもとに「カフェインを摂りすぎだから水を飲んだほうがいい」とアドバイスしてくれたり、リアルタイムの交通状況を踏まえて「渋滞を避けるために早めに会社を出たほうがいい」と教えてくれたりする可能性もあるのだとか。
こういう機能って、Apple Watchがすでに実現している、あるいは実現できそう、というのが正直なところ。それでも、リマインダーの設定自体はできるものの、GPSや天気、カレンダーとの連携がQwen AI Glasses S1と同じようには行なわれていないRay-Ban Meta AIグラスよりは、一歩先を行っているといえそうです。
Photo: Raymond Wong / Gizmodo USさらにAlibabaは、AIアプリ「Qwen」の一部機能を統合し、配車サービス、フードデリバリー、旅行計画、口コミ検索、映画チケット購入などもスマートグラスから行えるようにする予定だと発表。
こうした機能がどれほどうまく動くのかは、まだ未知数だけれど、他のメーカーがこれに追随し、ユーザーに先回りして必要な情報を提供してくれるスマートグラスが当たり前になる時代も近いのかも?