iPhoneの「iOS 18.6」がリリース!地味だけど超重要な約30件のバグ修正とは?

今回のiOS 18.6ではセキュリティアップデートも行われており、30項目近くのバグが修正されています。 たとえば、「パスコードがVoiceOverによって読み上げられる可能性がある」や「権限のないユーザーが制限されたネットワーク設定を変更できる可能性がある」。 あるいは、「悪意のあるWebコンテンツを処理すると、機密性の高いユーザー情報が漏洩する可能性がある」といった、かなり怖い内容の不具合もしっかり解決されているようなので、早めにアップデートしたほうがいいでしょう。 【セキュリティアップデートの一部抜粋】 ・Accessibility 【対象機種】iPhone XS以降 【影響】パスコードがVoiceOverによって読み上げられる可能性がある 【説明】チェックを強化することでロジックの問題を解決しました ・CFNetwork 【対象機種】iPhone XS以降 【影響】権限のないユーザーが制限されたネットワーク設定を変更できる可能性がある 【説明】入力検証を強化することで、サービス拒否の問題が解決されました ・Mail Drafts 【対象機種】iPhone XS以降 【影響】「リモート画像の読み込み」設定がオフになっている場合でも、リモートコンテンツが読み込まれる可能性がある 【説明】この問題は、状態管理を改善することで解決されました ・WebKit 【対象機種】iPhone XS以降 【影響】悪意のあるWebサイトにアクセスすると、アドレスバーの偽装が行われる可能性がある 【説明】この問題はUIを改善することで解決されました ・WebKit 【対象機種】iPhone XS以降 【影響】悪意のあるWebコンテンツを処理すると、機密性の高いユーザー情報が漏洩する可能性がある 【説明】この問題は、状態管理を改善することで解決されました いかがでしょうか? 今回の「iOS 18.6」では目立った新機能などはなく、重要なバグ修正のみとなっています。 しかし、同時に30項目近くのセキュリティアップデートも含まれていますので、早めにアップデートすることをオススメします。 なお、今秋には次期「iOS 26」のリリースも控えています。このアップデートはiPhone SE(第2世代)や11以降が対象となっていますので、対応機種のユーザーは今から新機能を確認しておきましょう。

すずきあきら

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