米FRB、秋の利下げが適切になる可能性=SF連銀総裁

米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁(写真右)は6月20日、米経済のファンダメンタルズは利下げが必要になり得る状況に近づいているとした上で、7月の利下げは時期尚早との見方を示した。5月29日、カリフォルニア州オークランドで撮影(2025年 ロイター/Ann Saphir)

[20日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は20日、米経済のファンダメンタルズは利下げが必要になり得る状況に近づいているとした上で、7月の利下げは時期尚早との見方を示した。

CNBCのインタビューで、「労働市場が大幅に失速し、それが持続すると考えられない限り、私は秋の方が適切だと思う」と語った。

同時に、現在の労働市場の軟化は容易に弱体化に転じる可能性があるとし、「インフレが近く上昇することに備えているため、そのような状況は許容できない」と述べた。

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